road to truth

ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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王様は裸だった

イラク戦争が間違った戦争であったことが誰の目にも明らかとなった。
少し前の事になるが、久間防衛省がブッシュ政権の開戦判断を「間違っていた」と批判したのは、「王様は裸じゃないか・・」といった子どもの発言に近いものと僕は受け取った。
つまり、素朴で正直で、真理を突いた発言ということである。
(マスコミの一部は、これを「失言だ」として柳沢発言と同一視し、「内閣のタガのゆるみの現れである。」などと言っていた。それには、ほとほと呆れてしまった。その程度の見識の記者達が記事を書く某新聞社なども、安倍内閣と同じく、タガが緩みっぱなしと思えるが・・・)

イラク戦争開戦の年、僕はある高校で講師として教壇に立っていた。
その年の冬、外務省の官僚があちこちの学校を廻って講演会を行う企画があり、
僕の勤務する学校においてもそれが催された。
やってきたエリート官僚は、全校生徒を前にして、与えられた時間のほぼすべてを使って、「イラク戦争がいかに正しく、必要な戦争であったか」その事だけを話し続けた。
「何のための講演会?」と疑問を持っていた僕であったが、その時にはっきりと悟った。
その正体は、政府による「戦争への荷担の言い訳説明会」
いやむしろ、若い世代をターゲットにした「戦争遂行肯定マインドコントロールの会」ともいえる代物だった。
それに使われた税金も、決して安いものではなかっただろう・・・

実は前日、生徒会長から相談を受けていた。
「(外務官僚に)何か質問してほしいと言われているのだけれども、どんなことを聞けばいいのだろうか?」と。
僕は「自分が一番知りたいこと、疑問に思っていることを率直に聞けばいい」とアドバイスして、授業でとりあげたイラク戦争についての生徒達の感想文を渡した。

「何の罪もない人が殺されている。どんな理由があってもそんな戦争が認められていいはずがない。」と彼女は質問に立ち、切り出した。
そして、「17才の感性」達が受け止めたイラク戦争に対しての生の言葉を紹介しはじめた。それは圧倒的に、命を否定する戦争を憎み、いまわしく思う言葉の数々だった。
壇上の外務官僚は、その言葉の力に明らかにたじろぎ、うろたえながらも、なお、
「大量破壊兵器をもった国を放置できない」「フセインはテロリストと結びついている」「世界の警察の役割をアメリカが果たした」「国連も決議したのだ」・・・
などと、当時ですらわかっていた明らかなウソを平然とついていた。(高校生達があまり知識がないことをいいことにして)
日本の税金を使ったブッシュ政権のスポークスマン・・・あまりにも惨めすぎる彼の姿だった。

あれから3年。
歴史は確かに、真理の所在・正義の所在を明らかにしつつある。
そう、最初っから王様は裸だったのだ!








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投稿者:eudaimonia
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投稿者:eudaimonia
こういちろうさん。コメントありがとうございます。
イラク戦争がきちんと反省されることなく、戦争犯罪人たちが裁かれないまま、アメリカは、イラン侵略戦争開始か?という情勢がせまってきました。日本もイラク戦争以上に戦争参加する事になるでしょう。憲法の歯止めを失うことが恐いです。
投稿者:こういちろう
イラク戦争に限らず、どんな戦争にも「正義」なんて絶対にないと思います。戦争を肯定している人たちは、自分たちだけで別の星にでも行って思う存分「大好きな戦争」をやってください。無関係な庶民を巻き込むことだけはするな!と声を大にして叫びたいです。
投稿者:eudaimonia
たかきたかさん2/13のコメント。
思わず笑ってしまいながらも、胸打たれました。特にコメントのさいごの一文に・・・
映画「どぶ川学級」のクライマックス。
子ども達が全校集会の中で、自分の本当の素直な気持ちを勇気を出して語り始める。
何度見ても、このジーンを涙無しに見ることは出来ません。
話しが通じる人が少ない話題ですが、たかきたかさんに共感して頂いてうれしいです。

たくさんの元Srの皆さんとネットを通じて交流したいものです。
投稿者:たかきたか
ありがとうございます。どぶ川学級、なつかしいです。具体的なシーンは忘れても、雰囲気だけは覚えています。
日々学生の心にはたらきかける活動をされているのを思うと、鼓舞されます。決して特高に一人引かれていくようなことにはさせません。



http://astri.269g.net
投稿者:eudaimonia
たかきたかさん。コメントありがとうございます。
自分の中の「本当の素直な感情」を探し、
それを大切にして生きること・・・
それが悔いなく生きるっていうことになるのかなって思っています。さすがですね・・・
とても考えさせられるお言葉でした(^o^)
体育館での講演会のあの時のシーン、映画「どぶ川学級」のラストシーンを彷彿とさせてくれました。

投稿者:たかきたか
このお話しにはいくつもの大切なことが含まれています。
学生が素直な感性を表せるよう励まし支えたことは素晴らしい。
こんな瞬間に先生の役割は果てしなく大きいと感じます。
今暴力に反対、という意思を表したというだけではなく、この学生達はそのように意思表明した自分のなかにわいてくる真実である喜びを忘れる事がないでしょう。そしてこれからもずっと本当の素直な感情をさがし、表そうとするでしょうから…
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