road to truth

ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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同じ喜びと悲しみの中で〜その2

コイズミ内閣が当事者たちの強い反対を押し切って成立させた障害者「自立支援」法。
その法律が、いかにこれまで自立して生きていた障害者の自立的生活を破壊したことか。

今日、外出時のためのヘルパーの訪問時間を激減させられてしまった女性のケースを、NHKが映像で紹介していた。国の基準に従って、なんと年間120時間から40時間への大幅削減。
彼女はこれまで週に3回ほどヘルパーさんと一緒に行っていた買い物も一度に減らした。ひとりで行くことも増えたという。
障害が重いので買い物もかなりの重労働だ。たった3点の商品を買うために2時間かかっていた。以前のように映画を見に行くのはあきらめたという。
18才の時に両親からの自立をめざした彼女は、公的な支援があったからこそそれを可能にすることが出来た。「自立支援」の名の下に、公的なサービスを充分に受けられなくなってしまった今、活動的だった彼女も家に閉じこもりがちだという。

コイズミやタケナカの得意なセリフは「自己責任」だった。
「公的な援助は甘えを助長する、何事も自己の負担と責任において為せ。」
(だが他方で・・・たとえば大手銀行などには、莫大な公的資金の注入による支援!銀行が立ち直って4兆の利益があっても税金は0円という手厚い支援!)
これが彼らの論理だ。要は、「人々の連帯や支援あっての自立」という自立と支援の相互補完的な連関を意図的に無視し、国民に「自己責任による自立」という側面のみを一面的に強調することによって、結果として国民福祉に対する国の財政的責任の放棄を合理化してしまう仕組みだ。


この論理とその現実化はこの国の社会に根深く浸透し、「人と人とが助け合い、支え合う」という社会のあり方の根本を崩壊させつつある。(助け合うという公の精神の根本を破壊している張本人たちが、新教育基本法などで「公に尽くせ」と説くうさんくささを見よ!)

岡崎で60才近いおばあさんが、「ホームレスで家族もいないヤツだからやってもいい」などと、中学生たちに鉄パイプで殴られ内蔵破裂で亡くなった・・・などというような事件が起こるのも、このことと無関係ではあるまい。共通するもの・・・経済的・社会的弱者を「敗者」としてしか見られない視点。それらの人々に対する冷酷な視線。
子どもたちは敏感に社会を映す鏡であり、
警報を発し鳴くカナリアなのだ


「人と人とが、もっと深く深く結びあわねばならない。今、この世の中だから・・・」

学生セツルメントのかつての先輩が同窓会で訴えた話の重みを、今、噛みしめている。

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投稿者:eudaimonia
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