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ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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アントニオ・ネグリ

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「現代思想」2008・5月号を、昨日図書館帰りに上前津の古本屋にて購入。
アントニオ・ネグリ特集号。

アントニオ・ネグリ、父は彼が幼少の頃にファシストによって殺害される。
共産主義者だった父は、イタリア共産党の創設に関わった人物であった。
自身もまた共産主義者となり、波乱万丈の人生を歩む。

特集は、読み始めるとのめりこんでしまい、時間の経過も周辺の出来事も一切消えてしまうほど集中できる興味深い内容だった。

読み、そして考える。その繰り返し。

今のところの僕なりのネグリへの評価。彼自身の著書も読まぬままおこがましいが・・
産業資本主義から認知資本主義への移行、それに伴う価値論・搾取論の尺度の変化・・などという議論はあまりにも大雑把で現状の一部を反映しているとはいえ、やや観念的に思える。
(それは「資本論」などマルクスの緻密な現状分析に基づく立論などと比較すると特に感じてしまうことだが・・)

ただ、ネグリが提起した「マルチチュード」という変革主体の把握、そして「私」としての資本と「公」としての国家からの「共」の奪還という戦略目標に激しく共鳴した。
マルクス流にいえば、グローバル資本主義は日々、自らの墓堀人であるマルチチュードを大量に生産している。そして、僕もまたそのマルチチュードの代表的な一人なのだ。

「マルチチュード」は、互いの差異を保持したまま「共」を構築できる社会的行為者として措定されている。違ったままでいい。同一化される必要はない。
さらにネグリは、周縁を周縁のままで肯定する。その少数者に、周縁性に、「圧倒的多数の要求」の潜在的体現をみる。
女・子供・移民・フリーター・ホームレス・・これまで蔑まれてきたものの存在価値を高らかに歌い上げる。

逃走を繰り返した人生に後ろめたさを感じながら、教育の世界でフリーターのような人生を歩む僕に、「おまえこそがマルチチュードであり、世界を変革する主体にふさわしい」とメッセージを与えてくれるネグリ、彼が生きているうちに是非ともお目にかかり、お話をしてみたいものである。






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投稿者:eudaimonia
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