2018/6/27

民営化の効果かな?  短歌

4月から民営化された大阪の地下鉄「大阪メトロ」を利用していて、以前とは何か変わったような気がする。それもいい意味においてである。乗務員の愛想がよくなったし、車内アナウンスの声もハキハキとしてきたようだ。

その理由が何かを考えてみた。まず浮かぶのは、民営化されたことによって赤字を出しても税金からの補填がなくなるので会社をつぶさないため、つまりは自分が失職しないために必死な気持ち、つまりは危機感が呼びこされたのかもしれない。次に、経営者が変わったことである。それによって、社員に求めるものが明確になったのかもしれない。

思えば30年くらい前に中国に出張した際、北京である国営のホテルに泊まったら、食事のあとのコーヒーが飲みたくなってカップを掲げて注文したそうな行動をしたのだがレストランのスタッフは気づいているのかいないのか、全く私のところには来なかった。翌日は国道を挟んだアメリカとの合弁のホテルで食事をしたところ、私がビールを飲み終えるかどうかという時点でスタッフがニコニコと近寄ってきて「もう一杯いかがですか?」と話しかけてきたものである。

つまりは、当時の中国では「サービス」という概念がなく、色んな努力や工夫をしてもしなくても同じ給料であるため、お客に対する接し方が全くなっていなかったのだが、その5年後にまた北京に行ったときには、新しい空港でカウンターに長蛇の列ができていたところ、空港スタッフが私の便名と出発時刻を確認したうえで閉まっているカウンターを開けてくれて手続きをしてくれた。全く別の国に来たような感じがしたものである。

そも人間というものは、どのようにすれば評価されるのか、役割は何かを明確に示されればその実現のために努力をする生き物なのであろう。顧問先である中小企業の人事評価基準の見直しをしている昨今、ふとそんなことを考えた次第である。


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