2015/8/21

「人生時計」という考え方  短歌

ある大手企業の50歳社員を対象としたセカンドキャリアを考えさせる研修の講師とカウンセラーをお引き受けして今年で5年目になる。今年も、京都市内や滋賀県の会場で1回につき2日間の研修を、5〜6回実施することになっている。

内容的には、60歳以降の人生を展望して、「では60歳までの会社人生をどう送るのか?」ということに向き合ってもらうものである。その中では、自分の経験や強みや価値観といったものを棚卸して、いわゆる「自己理解」を深める内容になっている。

その中の一つのコラムとして、私は数年前から「人生時計」という考え方を受講者の皆さんに紹介している。人生を80年として、そこに1日の24時間を重ね合わせてみる考え方である。そうすると、大学を出て実社会に出る年代の23歳が朝7時、定年の60歳が午後6時で、受講者の50歳は午後3時くらいとなる。人の一生と1日の時間の感じ方が何と共通しているのか、ということに気づく。それをベースとして80歳までの30年間をどう過ごすのかということを考えてもらうようにしている。

研修では「40歳定年制」説も紹介して、年金制度の変更も考慮すれば日本では70歳まで働くのが当たり前の時代がやってくる可能性についても触れている。ということは大学卒業後50年間も働き続けることになる。

そんな時代に近づいている現在、一方では新興国の追い上げが激しく業界のボーダーレスが進行し技術革新が猛烈なスピードで進む世の中では、40歳とは言わないまでもどこか早い段階で「学び直し」が必要だと気づいてもらうことが研修の目的の一つである。

先輩社長からは「人生は学歴でなく学習歴のほうが重要だ」と教わったことがあるがまさにそのとおりで、「人生、死ぬまで学ぶこと」の重要性を様々なコラムや表現を通じて伝えていこうとしている。もっと有効でわかりやすい方法がないものか、毎年の課題である。

「シニアらのセカンドキャリアを語るとき学び直しの大切さこそ」

「人間はいくつになりても学ぶべし学びやめれば人生終わり」
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