2014/5/9

不易と流行  短歌

「不易と流行」ということばがある。何があっても変えずに守り抜くのが「不易」、周囲の環境や時代の変化に合わせて変えていくのが「流行」である。何を残して何を変えるのかということが官庁も含むどの分野にも業界にも求められている今こそ、不易と流行の区別の大切な時はこれまでになかったかもしれない。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」ということばを残したのは、「進化論」で知られるチャールズ・ダーウィンである。何が不易で、何が流行なのかをきちんと見分けて変化に適応できなければ待っているのは死滅である。

平成22年度の国勢調査によれば、私の住む奈良県は県外就業率日本一の県で、15歳以上の労働人口の29.9%が県外で就業している。第2位から第5位には僅差で埼玉県、千葉県、神奈川県が続いている。奈良県北部では大阪や京都へ、東部では三重県へ、南西部では和歌山県など隣接の府県に勤務している人が多い。

特に生駒市や奈良市などの県北部の都市部ではその率はもっと高いようで、私の住む生駒市は何と56.2%が県外で就業している。確かに、住んで6年半になるが、数少ない資源である観光の事業にしても他の地域と比べて現状維持をよしとする保守的・排他的で挑戦しない風土や体質を感じることがある。これが現在の経済基盤の弱さを生んでいることは否定できない。

奈良県や奈良県民こそが、「不易と流行」を真剣に考えないと世の中から取り残されて、早晩、進化から取り残された日本のガラパゴスになるのではないかと強く危惧する。

「世の中の変化をしかと見極めて適応せねばガラパゴスかな」

「残すべきものはきちんと残しつつ変へるべきもの果敢に変へよ」
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