2012/10/22

直言  短歌

最近ある短歌の会合で滋賀県の彦根へ出かけた。歌会では出席したメンバーが作者名を伏せた歌稿の中から優秀作品を互選することになっている。

今回は私の歌は選には入らなかったのだが、出席者の多くの先輩からお褒めのことばをいただいた。その歌は次のとおりである。

「耳痛き直言くどし我が友に刃向かひつつも心は謝して」

技術的には、二句止めというらしいが、「くどし」で一旦区切り、次にそれとは裏腹の心情を述べている点がよかったらしい。

しかしながらそれ以上に褒めてもらったというか共感を呼んだのは、私がいい友人を持っているという点にあった。

確かに、自分自身でも何かと気にかけてくれて、嫌がることでもズケズケと言ってくれる彼には何度も助けてもらっているし、大いに感謝するばかりである。他人に嫌がられる耳障りなことは誰だって言いたくはないはずである。

ただしその彼もややくどさが増しているのと、他人には直言するが他人からの直言を受け入れない傾向があるのが気にかかる点である。

いくら恩のある彼ではあっても、それでは釣り合いがとれないし、わがままと言われてもしかたがないと思う。たまに私からも直言をしてあげるべきかもしれない。

「直言を自分がやると言ふならば他人(ひと)の直言受け容れるべし」
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