2012/4/23

市役所の新サービス  短歌

私が住む町では今年から、住民票や印鑑証明を全国のコンビニに設置された機械から取り出せるサービスが開始された。土日や夜でも証明書類を取り出せるばかりか、市役所の市民課で発行してもらうよりも料金が安いのである。このサービスは全国的にもまだ数少ないと聞いている。

ただしこのサービスを利用開始するにあたっては事前に利用者登録をしておかねばならないので、先日の日曜日に市役所まで出向いてその手続きをしてきた。この日曜日半日の「休日開庁日」も現在の市長が就任してから始まったもので、住民票のサービスと共に、市役所もなかなか市民のほうを見て仕事をするようになってきたと、喜んで出かけたのである。

ところが、市役所の庁舎に入ってから、その喜びは怒りに転換した。先ずは、窓口受付の手前で待機していた私服姿の中年男性が用件を尋ねてくる。「何だろう、この人は?」と思ってよく見ると首から名札をぶら下げているので、かろうじて会場案内の職員であることを認識した。

だがその あとがいけない。示された窓口へ行き用件を告げると反対側のカウンターへ行けとのことである。少しブスッとなってその窓口へ行って待っていたら元の中年男性は順番待ちのカードを渡しながら「順番がきたら呼びますから」と言っている。普通は「お呼びしますから」ではないのか、いい歳をして敬語も使えないのかと、ムカッときた。

さらに待っていたら、カウンターの女性職員の説明が耳に入ってくるのだが、これが何とも要領が悪いし、無駄も多いのである。一部の職員は明るく丁寧に対応している人もいるが、大半の職員は要するにイヤイヤやっているのが丸わかりである。これでは折角の休日サービスも「サ一ビス」とは言えない。

やはり所詮、付け焼き刃のサービスは底が知れている。トップのアイデアはよくても現場の対応がこんな実態ではむしろやらない方がましである。企業や組織の風土・企業文化の徹底や変革の難しさを改めて痛感した。

「昨日まで咲き誇りたるさくら花 舞ひ散り今は水面隠せリ」

「見上ぐれば花の霞に浮かび立つ生駒の峰の凛とおはせり」
1



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ