2011/12/17

京都「ほろ酔いコンサート」30回万歳!  短歌

今年も加藤登紀子さんの「ほろ酔いコンサート」に出かけてきた。初めて行ったのは大阪の梅田芸術劇場(旧・梅田コマ劇場)であったが、最近の数年間は山仲間のS医師のお世話により京都の祇園甲部歌舞練場ばかりに出かけている。

今回も例年と同じ舞台下手側の枡席2番で友人たち6人と鑑賞したが、今年のお登紀さんは昨年よりもよく声が出ていて快調だったようだ。それは今年で京都でのほろ酔いコンサートが30回目という記念の年であったこともあるのかもしれない。そのせいか、お登紀さんが舞台で呑む日本酒の量はいつもより少し多かったようだ。

Sさんが言うように、お登紀さんは歌うだけでなく人生を語れる数少ない歌手だが、子供時代の京都の思い出(小学生から中学1年生までを京都で過ごした)、人と人との交わり、大震災復興への思いなど今夜もたくさん語ってくれた。

今年のコンサートのサプライズは、特別ゲストとして何と森繁久弥さんが登場したことである。もちろんご本人は2年前に亡くなったのだが、体格もひげ面もそっくりの人物が客席の5列目から舞台に登場したのである。それは久弥さんの二男の森繁 建(たつる)さんであった。加藤登紀子さんより3才年上だと紹介された建さんは、お登紀さんと一緒に「知床旅情」を歌ってくれたが、70才とは思えない朗々として声であった。

また今年のコンサートでは、それ以上に私が嬉しかったできごとがあった。ひと通りのプログラムが終わった後、お決まりのようにアンコールが2曲続いたのだが、もう終りかけかという雰囲気が流れた瞬間に私が「琵琶湖周航の歌!」と2回声をかけると、お登紀さんがすぐに反応して「琵琶湖周航の歌か・・・、やろうか!」と答えてくれ、全員での大合唱となったので、会場も大盛り上がりとなったのである。私が望んだだけではなく他の皆さんもそれを望んでいた証であろう。お登紀さんはそれに見事に応えてくれたのである。

舞台がはねたあとは、これもいつものとおりSさんが予約してくれていた近くのロシア料理店で遅いめの食事会となった。みんなでコンサートのことをワイワイと話し合っていると、これも例年どおりお登紀さんがやってきて我々に挨拶をしてくれ、今年も一緒に記念写真を撮らせてもらった。もちろんSさんがお登紀さんの実兄であるレストランのオーナーに話をつけてくれていたからにほかならない。

こうして我々にとって年末の風物詩となっている「ほろ酔いコンサート」は、今年もいくつもの思い出と共に終わった。さあ、明日からは年賀状書きを始めねばなるまい。

「ほろ酔ひで歌手と客とが語り合ふ歌舞練場の熱き空気よ」

「ほろ酔ひの加藤登紀子の人柄に惚れて今年も祇園に通ふ」

   加藤登紀子さんを中心に、「キエフ」の加藤社長も交えて
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