2011/8/21

美しき誤解  短歌

自動車運転で気になるマナー違反やルール違反については何度かここで書いてきたが、ますますひどくなる実情から、あえて再度取り上げることにした。今回は特に、右左折など進路変更時のウィンカーと薄暮やトンネル内でのライトの点灯について、すなわち「合図」について考えたい。

右左折時に直前までウィンカーを出さず、甚だしきは実際に右左折を始めてからやっとウィンカーを出したり、一切出さずに右左折する車両がどんどん増えている。また薄暮やトンネル内でもライトをつけずに走行している車も増えているようだ。一部の人に理由を聞いたら、「ライトの電球の消耗(球切れ)がもったいないから」とか、「ウィンカーの音がうるさいから」という答えが返ってきたので唖然とした。

さらに聞いて行くと、「ウィンカーは直前であっても、出しさえすれば問題ないでしょ?」という答が多い。それは間違いで、ウィンカーは進路を変更する30m手前からその行為を終了するまで出すことに法規で決まっている。だから実際に曲がり始めてから出すというのは法規違反である。

また「自分は目がいいので(あるいはトンネル内の照明が明るいので)十分見えるからライトは点けない」という答も多いが、これも間違いであり法規違反である。そもそも、薄暮やトンネル内でライトを点けるのは自分の進路を照らし出すためだけではなくそれ以上に、自車の存在や動向を周囲の車やドライバーに伝えるためなのである。

これらの違反については断じて看過するわけにはいかない。なぜなら、道路というものは自分一人で使っているものではなく、大勢の人達で共有し共用しているものだからである。従ってそこには、互いの車の現状やこのあとの動向を知らせ合うための様々な「合図」が決められているので、それを守らないと正常で円滑な交通の流れや安全を守れないからである。

ネットへの書き込みなどを見ると、これらの違反についてはどうやら全国的な傾向らしい。しかし繰り返すが、これはマナー違反ではなく法規違反である。車の性能が向上し高速道路を走行することが増えた今日、一旦事故が起きたらその衝撃やケガの度合はかつてないほどに大きくなっている。「美しき誤解」(一見筋が通っているように見える誤解)に早く気づき、お互いがルールや法規を守り合うようにしたいものである。

「交通のルールを守れる人たちは心にゆとり周囲に目配り」

「交通のルールを守れぬ人たちは余裕のなさと自己チューゆゑか」
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