2020/7/30

就職と就社  短歌

コロナウィルスの感染拡大防止のためテレワーク(リモートワーク)が多用されるようになり、同時に働き方改革がいやでも進み始めている印象がある。もちろん中にはコロナの終息後に元に戻るものもあるだろうが、今後もそのまま残る働き方も間違いなくあるだろう。

そういう中でもう一つ話題によく登るようになったのは日本型雇用の見直しという点である。「メンバーシップ型」を欧米などの「ジョブ型」に変えなければならないというのがその主な論点である。

よく考えれば「メンバーシップ型」というのは、ある企業に入社してからその企業内でゼネラリストを育てるため、様々な仕事を体験させていくものであり、そういうやり方ではスペシャリスト、つまりその仕事における専門家は育てられなかった。だからそういう入社の仕方を「就職」と呼ぶのは本当は間違いであり、「就社」と呼ぶべきであった。

ところが、「ジョブ型」になると自分の専門性を活かせる職種に就くのであってそれはどこの会社でも構わないし、その会社で自分の実力を発揮できなかったらさっさと別の会社に変わっていくのだから、これこそが「就職」と呼べるものなのである。

コロナ禍を機にそういうことが本来の姿に戻ることにつながっているのだから、コロナ禍もあながち悪い側面だけで見るのではなく、いい面にも目を向けていいのではないだろうか。またこれも、ピンチをチャンスに変えることのひとつなのかもしれない。
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