2019/10/18

患者の「うまく診てもらう能力」  短歌

北アルプス縦走を実現するために6月初めから通い始めたカリスマ鍼灸師の受診は今日で累計20回となった。おかげで、北アルプス後もいくつかの近畿の低山に登ったが、快調そのものであり、日常生活や仕事の上でも前向きに考え積極的に行動できるようになったのだから、ありがたいかぎりである。

今日も門真市の鍼灸院まで電車で1時間半近くかけて受診してきたが、そこでカリスマ鍼灸師から「北村さんは、患者としての、うまく診てもらう能力が高いですね」と言われた。

毎回の診察の前には「最近の様子はどうですか?」と問診があるのだが、私の回答が適切なため診察する側としては適切な処置ができる、という意味らしい。

そう言えば、先日の問診の様子は「同じ痛みでも最近のそれは湿布薬を貼れば収まるようなものに変わってきました」という私の答に対しカリスマ師は「ああ、それは痛みの原因が段々深いところから浅いところに移ってきているからです。もう少しですね」というものであった。

今日の問診の応答は「最近は腰痛を感じる時のほうが半分を切るくらいに少なくなったので、たまに痛みを感じるくらいになりました。またその痛みの種類は腰の奥のほうで、どーんと重いタイプです」に対して「腰のほうの治療はほぼ終わりかけているので、今日からは肩や背中など上半身主体に切り替えましょう」というものであった。

またこういうこともあった。ある日の夜は、いつもならベッドに入ってすぐに感じる背骨のギクッという激痛がなかったので、翌朝にその旨をメールで報告したところ、「わかりました。昨日はある新しい治療法を試したのですが、それが効いたのかもしれませんね」との返答であった。

なるほど、医師でも名医と言われる人はパソコン画面や検査データ表を見るだけでなく、手を当てること(手当て)と問診がうまいと聞いている。診察する側にも上手いと下手があるとすれば、診てもらう患者の側にも上手いと下手があるのかもしれない。片方だけで治すのではなく、双方が協力してこそ治療の効果があるのだなあと感じた。

同じことは、職場での上司と部下にも当てはまるような気がして、生半可なセミナーよりは得るものが大きかった半日であった。
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