「明日(あした)という字は明るい日と書くのね〜♪」というフレーズを久しぶりに聞いた。このフレーズは以前、苦しいときによく口ずさみ、気を紛らしたものだ。突然口ずさむものだから、よくデートのときに怪訝な顔をされた。このフレーズは「悲しみは駈け足でやってくる」という歌のものである。1969年に発表されたもので、歌・作詞 アン真理子さんとなっているが、私の知っているのは、そのカバー曲で浜田朱里さんが歌ったもの。浜田さんは、天知真理の「想い出のセレナーデ」もカバーしていて、私のアイドルだったかな。その歌には、「若いという字は苦しい字に似てるわ〜♪」というフレーズもあるのだが、これまであまり記憶になかった。やはり当時は、無性に「明日」に対して希望の星を見出したかったのだろう...。

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