庭に梅の木が1本、畑に3本、田のアゼに1本あり、今年も梅の実が予想以上に多く収穫できそうです。毎年、青梅は梅ジュースや梅酒に、黄色く熟してくれば梅干しにしています。
梅干しを作るなら塩分15〜18%が作りやすく、梅干しとしても食べやすいと思います。市販の梅干を購入するときは、原材料が「梅、塩、しそ」のシンプルなものこそ、"梅干し"らしくてよいと思います。
夏の暑さに塩分補給は梅干しが最高です。ところが塩分の過剰摂取は禁物で、年齢を重ねると血圧が気になる人は多いようで「塩分 控えめ」をアピールした商品が目につき、食品の裏面表示をチェックしてみましょう。
あらゆる食品に健康志向が高まる中、塩分を控えた商品の取り組みは広がりそうですが、お酒を飲む時には塩分の効いた物がほしくなり、つい手を出してしまいます。
減塩に代わる調味料としてはブラックペパー、唐辛子、ラー油、ガーリックなどが多く、一般的には「出汁を効かせる」「酸味を効かせる」「スパイスを使う」の順で、塩分の代わりに「うまみ」を加えることで、塩分の量を調整しています。
食材やメニューにあわせて利用するスパイスを工夫しながら減塩に活用できるうえ、風味や香りで、塩味のもの足りなさを解消できる機会を多く作り、健康管理に気を配りたいものです。

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