原子爆弾の爆発は巨大で、核分裂の際に発生する衝撃波は、最初の爆発から十数キロ離れた場所にある建物を丸ごと消し去るほどの威力を持ち、発生する熱エネルギーの量は周囲を数百万度にものぼり、説明するまでもなく原子爆弾は世界を破滅させる兵器の1つと言われています。
ロシアによるウクライナ侵攻後、プーチン大統領は「核兵器を使うこともあり得る」と発言したという報道に驚きました。最も言ってはならないし、もちろん 使っては人類が破滅することを理解しているのかと、疑う内容の報道でした。
水素爆弾(水爆)は、原爆の1,000倍の威力がある兵器と言われ、水爆が開発され、世界各国がその威力に気づいて以来、核所有国の軍が備蓄している現代の核兵器はこのタイプに分類されているようです。
もしもこの爆弾が使用されたら、多くの人類が放射物による被害を受け、人間以外の生物にも悪影響がおよび、
世界中のあらゆる生態系は大規模に崩壊することになり、数年後には、人類は消えさってしまうという、危険な兵器であることは間違いありません。
「唯一の被爆国であり、核兵器の非 人道性をどの国よりも知る国」の日本は、核戦争を起こしかねない国に対して、何としても使わせないようにしなければなりません。
「核武装」「核共有」という言葉が平然と出るような機会が増え、核武装を目指せばどうなるか「核爆弾の恐ろしさ、依存する平和は、滅亡と隣り合わせ」と言うことを学ぶべきです。

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