もうすぐ大型連休が終わって、仕事や学校が始まります。4月に職場やクラスの環境に変化があった人は、気がつかないうちに肉体的な疲労と精神的な緊張がたまって、食欲の不振や胃の痛み、“めまい”や“どうき”などの肉体的な症状が出る場合があります。
5月9日(月曜日)から仕事や勉強が始まると思うと、無気力、不安、焦り、などを感じ、連休でリフレッシュしたはずなのに、やる気が出ない、人との関わりをしたくないなど、人によって差はあるものの症状が現れる場合があります。私の経験でも、この時期に同じような症状を訴える人があり「五月病」と総称しています。
五月病は、治療と言うより、生活習慣の改善や、ストレス解消で発散できることをする、あるいはいつもと異なる場所を確保し、リフレッシュする時間を持つことで、少しは解消できると思うのです。
また、ストレスとうまく付き合うことができれば、五月病も解消できます。ストレス要因がもたらす不快な感情を軽減するため、”気晴らしをする“、あるいは”物事のいい側面を思い浮かべる”と幾らか軽減できるのではないかと思います。
「何ごとも自然体が一番」と思いますが、この1カ月間、緊張の連続で、症状を自覚するような場合は、とても自然体とはいかなかったに違いがありません。アルコールや食事に頼り過ぎないように注意が必要で、抱えているより状況によっては友人、上司や先輩に相談したりするのも良く、話せば聴いてくれます。
心を病む人の多くが、仕事や家事、育児に追われ、自分のための時間を確保できていないような気がします。難しいことかもしれませんが、忙しい人ほどコーピング(coping)が必要でしょう。ヒマ過ぎる人も必要?・・・・かも。

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