1869年(明治2年)のきょう、政府が貨幣を円形とし金・銀・銅の貨幣を鋳造する円貨の制度を定めた日だといいます。
現在流通しているのは、第二次世界大戦以後に発行された「新円」で、当初1ドル=360円と定められ、1973年(昭和48年)以降は変動相場制に移行し、1980年(昭和55年)に海外へ出張した時は1ドル220円でした。現在は1ドル110円前後で変動していますが、2011年(平成23年)には一時75円台まで円高・ドル安が進んだこともあります。
出張中は、さまざまな人に会うことができ、学び、今となっては笑い話で済みますが、その当時はホテルへパスポートを忘れ、国境をこえようとして人の世話になり、本当に危機的な状況に遭遇しました。もう二度と味わうことがないような数多い経験をしてきました。
円と言えば札や硬貨の現金を思い浮かべますが、経済活動に使われる円は現金以外にも、銀行に個人や企業が保有している預金など、現金と同様に利用できる金があり、インターネットで利用できる円もあります。
近ごろでは全く円・ドルとご縁がありませんが、縁は神仏がこの世に縁(ゆかり)を持つことでして、縁日は、神仏に縁(えん)のある日に神社やお寺に参詣することを言うようです。
縁日は、もともと仏教の行事から始まったようで、現在では仏教に限らず,神仏に由来のある日に供養をし,祭りを行うことを言うようです。
縁日には屋台が出て、焼きそば、たこ焼き、かき氷、お好み焼き、綿菓子、リンゴアメ、フランクフルトなど、十円玉をいくつか握りしめて買いに走った、子どもの頃を思い出します。

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