いよいよ明日 3月から卒業シーズンで、新年度に社会に出る若者たちが話題になりそうです。最終学年の約1年間をコロナウイルスに振り回され、休校やリモートでの授業がどの様に影響するのでしょうか。
受け入れる企業にとっても、卒業 生の間で急速に働き方への意識改革が広がっているなかで、コロナウイルスの感染防止下における十分な新人研修が行えるかどうかでしょう。
卒業 生にとっても、最近 急速に広がってきたジョブ型と呼ばれる雇用が広がり、新卒一括採用して研修後に配属先を決める慣行に対し、その時々に必要なスキル、経験を持つ人を年次に関わらず採用するやり方が増え、卒業 生にとって経験が乏しい分、心配が多いのではないかと思います。
リモートワークが進み、出社しなければ会社雑用や時間外の付き合いをする必要がなく、自身の成果獲得に集中でき、働く人にとっては得意な分野に集中でき、企業にとっても即戦力として期待できそうなのです。
入社が同じ、いわゆる「同期生」がそろって「皆で力を合わせて頑張ろう」という時代が、普段顔を合わせることもなく過去のものに・・・・。
企業も生き残るためには、仕事のプロセスも大切ですが結果を出せる人を求め、普段顔を合わせない分、「お払い箱」になるスピードは早く来ると思います。
卒業 生は、大手企業も社内育成型の人材から、ジョブ型人材に変わって来たことを意識して、社会人として立派に成長してほしいものです。

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