大相撲の今場所は両横綱の休場、朝乃山と正代の休場で、4年近く大関の優勝がない場所が続いていて、「一日一番」を座右の銘にし、精魂を込めて土俵に立った貴景勝の優勝は立派でした。
一方、照ノ富士も13勝の星を挙げ、優勝決定戦に持ち込むなど、来場所、再び優勝争いに絡む成績なら悲願の大関復帰もあるのでは・・・・、今月場所も照ノ富士の活躍で随分楽しい大相撲・テレビ観戦でした。
大相撲の勝敗は行司・複数審判員・モニターによってその場で決定し、力士も観客も納得して会場から去ります。テレビで観戦する私も、ある種の清々しい気持ちにさせてくれます。
それに比べ、アメリカ大統領はいかがなものでしょうか。世界各国の首脳が勝敗は決したと見ている中、徹底抗戦を叫んでいる様子、何がそうさせているのでしょうか。おおよそ「良き敗者」とは言えないのでは・・・・。
現職の大統領である間、訴追と使ったカネの借金取りから逃れるため?など、下世話な想像を起こさせます。
日本でも、大阪都構想で二度目の住民投票で「否」を突きつけられた大阪維新の会が、総合区構想を打ち出し、「裏・都構想」と言われそうな気配は、はたして住民の声を無視?しているのでは・・・。
岡崎市の市長が「5万円の公約」について、議会承認が得られず、はたしてどの様な方法で市民を納得させるかなど、政治の世界と大相撲の世界との勝ち負けを比べるつもりはありませんが、いずれも後味を良く、清々しいものにしたいものです。

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