昨日夕方、小池東京都知事が記者会見で「旅行や帰省」「夜間の快食」「遠くへの外出」は控えて、「特別な夏」として、高齢者、若い世代、事業者それぞれに感染防止対策の徹底を求めました。
一方、愛知県の大村知事は昨日から24日(月)まで、県 独自の「緊急事態宣言」を出し、大人数の会食や県をまたぐ帰省など、不要不急の行動や移動の自粛を求めました。
きょう8月7日といえば、私が小学校の頃、夏休みの最中で、町内では子どもが集まり、本来なら旧暦の7月7日の七夕祭りですが、新暦で「月遅れの七夕祭り」が行われ、公民館にて短冊に願い事を書き、竹ササにつるして飾ったものです。
祭りの資金を集めに、獅子舞の獅子頭を被って町内の一軒一軒を回り、5円、10円 と寄付を願ったものです。当時の物価は新聞が月に280円、タバコ(ゴールデンバット)30円、ラーメン1杯35円の時代でした。
農家からスイカやウリをもらって供え、夜となると「肝 試し会」が開催され、山の中腹にある町内の火葬場と墓が並ぶ、真っ暗な場所を往復するもので、変装した6年生が脅し役で、ずいぶん怖かったのを覚えています。
七夕祭りの前後は、「朝の会」といって、小学生が公民館に集まって、先輩が後輩に宿題の指導や、勉強の仕方を教えてもらう伝統的な慣習がありました。
年齢を重ねた今も、当時の先輩と後輩の関係は早朝のグランドゴルフを通じて続いていて、「田舎はいいな」と感じています。
当時、菊田一夫 作、連続ラジオドラマ「君の名は」が放送され人気を得た時代で、映画 化されると岸惠子さんがストールを巻いて演じる「真知子巻き」が、冬になると大いに流行した頃の話でした。

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