新型コロナウイルス関連のニュースでたびたび聞かれる言葉に、「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」「フィジカル・ディスタンス」などがあります。
多くの外国人が日本に住むようになって、外国の人にも伝わるようにという配慮と思いますが、「日本人は理解しているのか?」「使い方は合っているのか?」「分かりにくくはないか?」と思うのです。
言葉は使う人が、相手に通じてこそ有効です。河野防衛相は『クラスターは集団感染、ロックダウンは都市封鎖、オーバーシュートは感染爆発ではダメなのか。なんでカタカナ?』という発言でした。そして、「フィジカル・ディスタンスは 体と体との距離」で良いのでは・・・・。
近ごろは、クラスターといえば集団感染のことを言いますが、高齢者で戦争が記憶に残っている人は「クラスター爆弾」を思い出させるでしょう。いずれにしても厄介なことに違いないと思いますが・・・・。
クラスター爆弾は、散弾銃で用いる銃弾のように、爆弾に中に数多くの小型爆弾を詰め入れて着弾範囲が広くなっていて、殺傷の範囲を広げ、恐ろしい威力を発揮する爆弾です。
新型コロナウイルスの集団感染は、学校、介護施設、夜の街などが小規模なクラスターでの感染が多い傾向にあるといいます。感染しないよう、させないように気をつけなければ・・・・。

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