きょうは、バレンタインデーとホワイトデーの中間の日にあたり、語呂合わせの「二人(2)のきずな(27)」で、結婚カウンセラーなどを行っている団体が制定した記念日とのことです。
中間(ちゅうかん)となると、きょうのように記念日の中間などの他に、「思想・政治などの中間」、「物と物の中間」、「進行していく途中」や、「東京と大阪の中間に位置する名古屋」など、この言葉が使われます。
東京でジャイアンツ、大阪でタイガース、中部地方と言えば中日ドラゴンズです。
また、中という言葉は、仲を取り持つ中、物や長さ、高さ、質量の大小の中、良くも悪くもない中、偏らない中「中庸」、小・中・高の中学校の中、内部を表わす中「空気中」、期限の中「今週中」、範囲にある中「領域中」などが使われます。
同じ漢字で、中間(ちゅうげん)となると、江戸時代、武士に仕えて雑務に従事した人の呼称で、身分は侍と小者との間に位置づけした、中間の男性を言い、武家からの需要は多いけれど給金が低く、成り手が少なく常に人数が不足だったようです。
きょうもまた朝から、新型コロナウイルス菌の感染を防ぐために重要ではなく、急ぎでもない用事、つまり「不要不急な外出を控えるように」との「忠告」がありました。
聞き捨てならないのは、「中途半端」という言葉ですが、「出来損ない、不備がある、未完成、いい加減」などの言葉から、中は「良くないイメージ」にとらわれやすいのですが、「中」は「ほどほどに」という意味もあって、私は好きです。
カワズサクラ 2020.2.26 名号温泉・梅の湯にて撮影

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