今月も最後の日となりました。5月は色々な事件の多い月だったと思います。中でも松岡農相の自殺は大きな衝撃でした。政治にカネは付きものだと認識しています。現代社会は物が豊富で金さえあればあらゆる者?が手に入る時代です。
金さえあれば欲しいものは手に入り、我慢や忍耐をすることはありませんが、人を幸せにしているかどうかは違う時限の話だと思うのです。お金は使い方で人を不幸にする場合だってあることをこの事件から思い知らされた気がします。
事件の本当のことは亡くなられた本人以外は知ることはできないでしょうが、死を選ぶほど現実に飲み込まれてしまい、自分で自分を追い込んでしまったのでしょう。問題の解決方法はあったと思うのですが、周囲に対する後の影響と自らの命との選択を迫られたと思うのです。
現代は現実に耐えながら生きていかねばならないことが多いと思います。すなわちストレスの多い生活環境が出来上がっています。したがって、それに耐えながら現実を変えていかねばなりません。政治家はそんな社会の代弁者でなければならないと思うのです。
現代では、我慢や忍耐をする姿を他人に見せる事はあまり良い事だと思われていない傾向があります。現代人には忍耐力が足りなくなったから自分に自信を失う人が増えてきたように思うのです。
路上生活など良くできるものだ、忍耐力があると見ている人がいます。しかし、彼らの多くは転職を繰り返し、我慢・辛抱・堪忍・忍苦が出来ずに社会の片隅で生きねばならない状態なのです。日々、自信を取り戻すよう支援をしています。
ゼラニウム

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