年末のジャンボ宝くじが、11月20日から12月17日の間に売り出されるようです。1等当せん金額が5億円で、前後賞を合わせると、なんと10億円だとか・・・。
人は「楽」をして生きるように遺伝子が組み込まれているのか、楽をしたいという欲が、そこら中から顔を出してしまい困ったものです。
楽をするために、楽でないことをする矛盾を知ることになるのですが、楽をしたいという欲が、便利な物を創り出していることは事実です。便利さを享受するために楽ができなくなります。
例えば、苦労して好きな車を手に入れれば、便利で歩かずに済みます。そうすると、足が弱くなって、ますます車に頼ることになり、歩くことが出来なくなって、ストレスが蓄積し、結局、楽に生きられなくなります。
数年前、名古屋の居酒屋で3億円の宝くじを買って1億円当たった人に出会いました。当らなかった3億円まで増やそうと、株や宝くじを買い続け、その結果ほとんど失ってしまい、残りは300万円ほどで、毎日のごとく千円札を1枚握りしめ居酒屋へ出入りをしていました・・・。
その後、風の便りに聞けば、正月が過ぎて還暦を迎えると直ぐ、鬼籍に入ったとのことでした。楽をしたくて手に入れた1億円、もっと増やして楽になろうと欲を出せば、「元も子もなくなる」ということでしょうか。
宝くじが当たれば楽をしてカネが手に入る方法かもしれませんが、これが幸せの結論とは考えにくいのです。チョットだけ立ち止まって、今一度、自分の人生の幸せを考えてみるのも必要ではないかと・・・・・・。楽をするにはカネが全てではなさそうです。
そうは言っても、10億円の「夢」は買わねば当たりません。久しぶりに今年こそ当てようかと、平成〜令和の億万長者を500人生み出した東京「西銀座チャンスセンター」の宝くじをインターネットで10枚(連番・3,000円)ほど買おうかと・・・・。

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