豊橋生れで岡崎育ちの私は、幼かった生れ故郷の記憶はほとんどありません。それでも豊橋というと何となく親しみあり、機会があると故郷へ行くという気になるのは不思議なものです。
昨日は久しぶりに豊橋総合動植物公園を訪れ、展望塔や観覧車に乗り、高いところから豊橋の市内を眺めてきました。
豊橋総合動植物公園 のんほいパークにて 2019年3月27日 撮影
公園の名前「のんほいパーク」の“のんほい”は、東三河の方言で、最近の若者はあまり使わなくなってきていますが、私の父や伯父たちがよく使っていた言葉です。
「のん」は、人に同意を求めるとき語尾に付け「それじゃ、ボチボチ行こうかのん」で、「それでは、そろそろ行きましょうかね」というような・・・・。
「ほい」は、人を呼びかける言葉で、「おい」とか「やあ」または「あのう・・・」というような・・・・・。
一度に使う場合もあり「あの・・・のんほい」など、「のん」と、呼びかける言葉「ほい」が合わさってできたものらしく、聞き慣れた懐かしい言葉が公園の名前になったようです。
公園内は化石や恐竜など歴史を学ぶ自然史博物館や大観覧車、動物園ゾーン、植物園ゾーンがある珍しい総合施設で、JR東海道本線「二川」駅で下車して徒歩約6分で行けます。

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