外は寒さが一段と厳しくなり、21日から1年中で最も寒い「大寒」となり、これから立春までの「寒の内」は長期保存に向いている「寒の水」と、寒気を利用した日本酒、ミソなどを仕込む時期になります。
きょうは、雪がチラチラ舞う空の下で、裏山と民家の境目に町内総出で「イノシシ防御柵」の設置に一汗かく1日でした。
田んぼの周辺へ、ノリ網で囲ったり、電気柵を設置したりしても侵入する「イノシシ」に手をこまねいていましたが、国の補助金による亜鉛メッキされた鉄柵で囲うことで防御できるようになりました。
捕獲したイノシシの突進ぶりを見ていると、今場所、大相撲の琴奨菊の土俵を思い浮かべます。きょう14日目、素早い立ち合いで栃煌山を寄り切り13勝1敗、再び単独でトップに立ちました。
今場所の大関・琴奨菊は、得意のがぶり寄りで3横綱を圧倒しました。大関による3横綱を連破したのは1991年初場所で初優勝した鹿児島出身・霧島関以来だといわれ、残り1日、明日の千秋楽はハラハラドキドキする相撲となるでしょう。
ケガに悩まされて3年前の九州場所では大胸筋を断裂する重傷を負い、翌場所は休場すると思いきや、テープを何重にも巻いて出場し、痛みをこらえて踏ん張る姿に胸を打たれたファンも多かったと思います。
かど番を繰り返し、引退が間近ではないかとささやかれていた大関・琴奨菊でしたが、今場所は、腰の重さとスピードで押しまくり、得意技の猛進、ガブリ寄りで優勝を期待され、夕方から私もテレビにガブリ寄りして見ていました。

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