24日の朝日新聞ニュースで、北海道士幌町で酪農業の男性(37)が家族らと農作業中にスズメバチに刺され、過去にも刺されたことがあり、まもなく死亡。また、帯広署は音更町の60代男性が山菜を採りに出かけて行方不明、背中にスズメバチに刺され、ショック死したもようだと報じていました。
ハチは「国内で最も危険な生物」といえそうで、厚生労働省の調査によると、2013年にハチに刺されて亡くなった人は24人。年間30人から多い年で70人ほどがハチに刺されて死亡しているといい、クマ、ヘビ、サメなどを大きく上回っているそうです
2010年7月10日、草刈りの最中、ハチの大群が私に襲いかかって来て、一目散に軽トラックの運転台へ逃げ込みましたが、その内の一匹が顔面を直撃、右の耳と目の中央あたりに強い衝撃が走り、あまりの痛さに自宅へ戻り、刺された部分の搾り出しと消毒を行って、作業中止、安静にすることとしました。
刺された部分は痛みが走り赤くはれ上がってきました。幸いアレルギー症状は出ませんでしたが、危険な状態に変わりありませんでした。
ハチは1匹に刺されただけであれば痛み・腫れだけで済む場合でも、多数に襲い掛かられ刺されれば重傷になり、アナフィラキシーショックの危険性も高まり、死にいたるといいます。
ハチの毒は、マムシの毒より強いので数多く刺されたら、ためらわずに救急車を呼び、1時間以内に病院で処置を受けなければ、死にいたることがあります。
ハチに刺されて以来草刈りの作業は、白い作業着、白い帽子、白の皮手袋をして、必ず眼鏡をするようになりました。
今の季節、ハチの巣の拡張期で巣に近づかないこと、地面にハチの巣があることもあり、散歩や行楽など一人で山に入らないことです。

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