今年も残るところ4日、また新しい年が始まります。来年は地方選挙の年と云われ、愛知県知事選挙が1月15日(木)に告示され、2月1日(日)投票で即日開票、選挙運動期間は17日間と決定したようです。
過去には、地方によって首長選が選挙なしで決まる県もあったようです。今後、人口減や財政難で新規事業が厳しく、難題山積の地方の知事は「火中のクリ」を拾うようなもの、立候補しないところも出てくるかもしれません。
当たり前のようにある選挙は、そうした困難を乗り越えようと覚悟した人が立候補し、選挙が成り立つのであって、そうした志に頭が下がる思いがします。
江戸時代以前に政治家は存在しませんでしたが、政治は行われていました。その際の政治は時代の権力者が主権者でした。しかし今では一部の国を除いて民主主義が主流で、主権者たる国民は、議員を選んで、間接的に政治をしています。
過去に友人が議員選挙に立候補すると云うので、仲間と止めるように説得した経験があります。つまり、政治家は権力者ではなく1人の主権者であって「職業」でもないのです。
議員は期間限定の仕事をするのであって、若かったから、正義感に燃えて一時は良いでしょうが、一生涯出来るかどうかも定かでないのです。幾多の困難を乗り越える覚悟と勇気がいると思ったのです。
議員は高給取りと云う人もいますが、たしかに地方議員にはそんな人もいるでしょうが、報道によると、議員のスケジュールは過密で、決して高給取りとは思えません。
政治の主権者は私達です。立候補する人々に感謝する気持ちで投票へ行き、私達が自分の為に政治行動をしましょう。
伊豆・初島灯台 2014.11.17撮影

3