自宅のデスクトップパソコンが故障かと思いましたが、電源からパソコン本体、モニター、キーボード等、全てのケーブルを外し周辺の掃除をしたために、どうやら接触不良の様でした。接触部分のホコリを拭き取るだけで動き出しました。
コミや埃を嫌うようで、機器周辺の掃除を暫くしていませんでしたので、ご機嫌が悪かったようです。パソコンは私よりズーット敏感なことが解りました。
さて、きょうの中日新聞朝刊一面、「公共工事 異変あり・続く入札不調、市民生活影響」という見出しで、建設工事を発注しようにも、名駅前高層ビル立替、増税前駆け込み受注や東北震災復興等と、東京五輪、リニア新幹線などを控え、人手不足なのです。
長く続いた不況で、財政再建、税収不足と脱ダムから始まって公共工事は減り続け、約17年前に堺屋太一さんの「次はこうなる」という本で書れた通り、当時670万人いた建設労働者は約半分になったのです。
もちろん、著者・堺屋太一さんはその後、国務大臣・経済企画庁長官、内閣特別顧問など歴任し、自分が予測した通りを実行したと思うのです。一時期、公共工事は「無駄だ、悪だ」と、云い続ける報道に目を覆うばかりでした。
多くの建設労働者は、他産業へ非正規雇用として移って行きましたが賃金は低く、高齢のため就職できずに生活保護を受ける人達も大勢います。
建設業も人で不足から機械化が進み、肉体労働者というイメージは無くなりました。技能労働者として高いレベルが要求され、したがって高い賃金見積が出て、入札不調は有り得ると思います。
その分、私たちが支払う税金で賄われる工事の規模減少、または遅れが出ることは仕方ないことでしょう。
景気が本格的に良くなれば、我が家のパソコンの様に、再復活するのではないかと・・・・・。
豊橋市内の路面電車 12月27日撮影

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