「美しい国、日本」何年も前でしたか、聞いたことがある言葉です。当時、安倍内閣が国民と共に目ざすと宣言した国家像です。安倍氏が『美しい国へ』という本を文藝春秋から出し、日本国内における売り上げは50万部を超えたとのことでした。
2006年9月安倍内閣が発足し、2007年7月に参院選挙で敗れ、ねじれ国会となって同年9月に内閣は総辞職したのでした。
今回の自民党総裁選挙は決戦投票で石破氏を破り逆転、総裁に返り咲き、安倍氏が唱えた「再チャレンジできる世の中」を自ら実践したものとして評価できます。
自身がねじれ国会で苦しんだ安倍氏のこと、大切なのは次の臨時国会の対応だと思います。選挙目当ての対決一辺倒に走らないことを期待したいと思います。次の衆議院選挙次第では次期総理大臣に就任する可能性が大きいと思います。
安倍氏は、集団的自衛権を行使することによる日米同盟の強化を示し、防衛庁を省に格上げさせたことからタカ派といわれ、憲法改正手続きに欠かせない国民投票法を成立させ、教育基本法を改正した実績を持っています。
衆参ねじれ国会では、如何なる法案も民主・自民・公明の三党が歩み寄らなければ成立することが困難なことは明らかです。経済・財政、外交、安全保障、エネルギー政策など、政局のみに走らず、国民の期待を裏切らないで、前に進む国政に邁進して欲しいと思います。
美しい国T 2006/10/2
http://sky.ap.teacup.com/applet/shigako/20061002/archive
美しい国U 2006/11/21
http://sky.ap.teacup.com/applet/shigako/20061121/archive
美しい国V 2006/12/15
http://sky.ap.teacup.com/applet/shigako/20061215/archive
掛川城にて撮影 9月24日

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