4月28日はゴールデンウイークの始まりで、休みを利用して久しぶりにドライブをしてみようとガソリンスタンドで燃料を満タンにするとリッター145円でした。一時期より少し下がったものの、高値安定といったところでしょうか。
伊勢湾岸自動車道を乗って新名神自動車道から京都方面に走り、大津インターで降りると大津市内のガソリンスタンドの表示価格は150円・149円とやや高め、大津から京都市内に入り国道24号線を南下、奈良市内に入ると147円の看板が目立ちます。
奈良市内から天理市内に入るとセルフサービススタンドの値段とは異なるものの、148円から149円程度といったところでしょうか。ここまで来たら桜井市、長谷寺近くで宿泊することに・・・・。
牡丹の季節、長谷寺は四季折々の詩情あふれる「花の寺」、その門前の「湯元・井谷屋」で1泊することにしました。井谷屋の温泉は地下600メートルから噴出する良質な温泉で、ゆったりとした湯に浸かると長距離ドライブの疲れを癒してくれます。
温泉はフロントから各部屋を通り過ぎ、長い廊下を右に左に奥へ進むと、長谷寺温泉街が一望に見下ろせる2階展望風呂「牡丹の湯、千人の湯」がありました。朝と夕が男女入れ替わり入れる湯となっています。築80年から150年という古い建物を大切に使い、水周りはタイル張りが多く、古くても清潔な感じを保ち続け、日本人の「おもてなしの心」を感じさせる温泉旅館です。
団体客は関東の人が多いとかで、廊下には長谷寺から伊勢へのお参り客の常宿としての「講組」の標札がズラリと並びます。静かな佇まいは、長距離を運転してきた私の身も心も癒す宿です。夕食は山海の味を楽しみながら夜が更けていきました。

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