死んでしまってから自分はどうなるのか、本人はまさか白骨となって年金を貰い続けるなんて考えたことも無かったでしょうに、貧しいがゆえにツイツイ放置され、不正受給ということに・・・・。現実に起きた事件で驚かされ、どこに問題があるのか考えさせられます。
現代では、「肉体的生命の終わり、つまり死によって全てが終わり」で、来世などを信じている人は極少数でしょう。しかし、現代でも日本ではお盆になると他界にいる死者の魂を迎え入れ、短いお盆の期間共に暮らして他界に再び送ると言われています。やがて来る死を遠いことではなく、すぐ隣の他界から迎えにやってくる時を、「油断するなよ」と、教えているような気がしてならないのです。
死ぬきでやれば、全てとはいかないまでも相当のことが出来そうです。要するに物の考え方で価値は変わると言うものです。人の死は1死で他界ですが、野球は3死までゲームを続けることができますので、2死からが粘るチャンスがあるので面白いのです。3死は攻守交替で、九回までに加点し勝つのがルール。
夏の甲子園、高校野球もきょうが決勝戦でした。昨日は報徳学園(兵庫)を興南(沖縄)が5対6で破り決勝進出、一方、東海大相模(神奈川)が成田(千葉)を11対7で破り決勝へ。興南は春夏優勝を掛けて臨んだのでした。
決勝戦は、ブラスバンドの大応援団に送られて、双方とも塁には出るのですが、なかなか得点には至らず、均衡が破れたのは4回裏、興南高校の打線が爆発で先制7点を獲得、5回1点、6回5点の大量点、東海大相模は1点返したものの13対1で興南高校が春夏連覇、見事な優勝でした。
猛暑、熱中症になり死者が出るほどのこの暑さに、死に物狂いで戦う若い甲子園球児に学ぶことが多くありました。私は、きょう土曜日で仕事はお休み、自宅冷房の中で最後の閉会式までテレビ観戦でした。
野球賭博でなく、野球観戦(室内)では必需品です。

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