月も別れの最終31日で、新聞各紙が一斉に「社民党、連立政権からの離脱をきめた」と報じ考え方を述べています。チョッと前は自民党を離党するニュースが主流だったのに・・・・。
朝日は「連立か対決かでなく透明なルールの下で多様な協力を探りたい」日経は「民主党はこれを機に外交・安保政策の立て直しを急ぐべきだ」読売は「国民の冷たい視線は、自浄能力を発揮しない民主党にも向けられている」中日は「連立はあくまでも政策実現が目的、基本政策は事前に一致させておくべき」 と述べています。
現状では社民党が抜けても参議院では何とか過半数を維持できていますが、7月の参院選挙では相当厳しい結果が出るのではないかと想像されます。与党が過半数を割れば、連立の組み替えも考えられ、其の時は、民主党も日本の防衛、税・財政、社会保障などは根本的な部分が異なる政党と連立を組むべきではないと思うのです。
韓国の済州島での日中韓サミットについて、きょう新聞は一斉に「北朝鮮」との「軍事衝突を避けるべき」や「中国の北朝鮮への圧力を期待する」という記事が目立ちました。
防衛問題は日本にとって疎かに出来ない政治課題であることはいうまでもありません。これだけ沖縄の地元を揺らして、今後どのようにして移設地を説得するかが問題であり、中途半端では許されません。誰がどうするの?
政府と民主党は一体でなく、政府内もバラバラ、沖縄問題に精通する官僚の言う事も聞かず政治主導と言うし、今後はボロボロになりながらも沖縄問題を決着付けるしかなく、
与党も野党もアメリカに対し、また地元に対しても揃って対策を立てねばならない事態に陥っていることを心すべきです。
政治家よ、しっかりしてチョウデァ・ナモ!

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