やっと2009年度の政府予算と関連法案が年度内成立にこぎつけ、私が関わっている就職支援の事業もこれで何とか目途が着こうというものです。
多くの企業が決算期を迎え、期間従業員らの大量失業が懸念され、短期労働者の中には主婦のパート、学生のアルバイト、登録型の派遣労働者などがいて、改正雇用保険法が明日から施行開始、多くの人が救済されていくはずです。
問題なのは失業して給付を受けるまでの期間、1ヶ月が耐えられなくなってしまう場合があるのです。比較的短期で働いている人の多くは低所得でギリギリの生活で過ごしている人も居るのです。
もともと、雇用保険制度は長期雇用の加入が前提で作られたシステムであって、1年間、いや今回改正で半年間毎月数千円の掛け金を納めれば、失業した場合90日間で40〜50万円給付が受けられるケースがあるといいます、まさにバラ撒きのシステム改正なのです。
ならば、失業初期の段階で救えるシステムに何故気配りをしなかったのかと悔やまれてなりません。これでは失業したら生活保護をなるべく受けなさいといっているようなもの、働く意思の強い人に失礼ではないかと・・・・本当にこれで良いかったものか・・・・・。
私達は政治家や役所を通じて必要でない税金をバラ撒いてはいけません。さりとて必要な人にはキッチリ面倒をみて、本格的な景気の底上げを行い、企業の活性化で雇用の創出を、今すべきです。
永年、建設業でお世話になった経験から、経済効果のスピードが揚がる、無駄でない公共投資(雇用につながる)を早急に行うべきだと思いますが如何でしょうか。
柳原方面から見える名古屋城3月30日撮影

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