10〜11年度第18回SEITOPOG                       第1位 神坂 33,490点、 第2位 日野原 31,790点、 第3位 内山 29,940点

2005/4/15

インパクト強烈な末脚11秒9!!/皐月賞(04月14日)  

タイトルはもらった! 皐月賞(G1、芝2000メートル、17日=中山)へ出走する各馬が、東西トレセンで追い切られた。クラシック制覇を目指す3戦3勝の無敗馬ディープインパクト(牡3、栗東・池江泰郎)は武豊騎手(36=フリー)を背に、Dウッドコースで追われ、しまい200メートル11秒9の切れ味で併走馬にあっさり1馬身半も先着。臨戦態勢は完全に整った。
 直線の半ばでディープインパクトの重心が沈み込む。武豊が軽く手綱を放しただけで、トモの回転が増した。いっぱいに追われ、内で食い下がるレキシントンバレー(3歳未勝利)を一瞬にして引き離す。11秒9の強烈な末脚を繰り出し、1馬身半差をつけてゴールを駆け抜けた。

 あん上は手綱の動きに合わせて手を添えるだけ。一切追うことなくDウッドコースの大外を走り切った。最初の1ハロンを15秒8で入り、13秒9、12秒9と徐々にスピードアップする理想的なラップを刻んだ。6ハロン80秒3、ラスト11秒9。その時計以上に、流れるようで無駄のない走りが視線を一身に集める。クラシック第一関門に向け、万全の態勢であることを証明した。見守った池江泰郎師(64)は「先週も速い時計を出してるし、今週は軽い調整で十分。それでも時計は速くなったけどね。調子のいい証拠でしょう」と自信の表情を見せた。武豊も「体はできているし、キープするような調教を、と指示を受けた。無理して出した時計じゃないし、ちょうどいい感じに仕上がった」と手応えは確実につかんでいる。

 皐月賞への登竜門、前走の弥生賞で3連勝を決めた。池江泰郎師が能力を再認識した内容の濃いトライアルだった。「前走が一番実のある競馬だった。苦しいレースという点で収穫があった」。結果は首差だった。だが、ムチを1度も使わなかった。圧勝と言ってもおかしくない。スローから一気にペースアップした3コーナー。「勝負どころ」といわれるポイントで距離をロスしながらも、スピードに乗った。そして直線でも鈍ることなく押し切った。

 武豊は弥生賞で同様のレースを試みたことがある。98年のスペシャルウィーク(優勝)、99年アドマイヤベガ(2着)、00年エアシャカール(2着)。来るべきクラシックへ向け地力を確認する重要な儀式だ。そこで勝利したことで、武豊を含めた陣営は力を再認識した。

 G1・10勝トレーナーは「素質は持っていたし、能力が開花してきたかな。素直な性格がレースに行っていい方へ出ている。3冠というより今回の皐月賞でいい結果を出すことを考えている」と口調は淡々としていた。多くの試練を乗り越えたからこそ、目前に迫る一戦に全力を傾ける。「一番最初にゴールしてほしい。それだけです」。穏やかな口ぶりは皐月賞制覇への自信の表れ。多くのファンの前で4度目の衝撃を与えてみせる。
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