夕方の大きな地震があった後、台所で夕飯の支度をしながら
名古屋で遅れの出ている電車を待ってる長女と連絡を取り合っていました。
携帯も繋がりづらくなっていてヤキモキ。
職場が公共施設で残業で遅く帰るはずの父が定時で帰宅してきて、
大げさな役所からの指示で早く帰らされてお給料が減るなどど文句を言っていた頃
市内に住む妹から再度『水道』に関する警告電話が入った。
妹宅では早、赤錆の色が出てきて炊事はおろか翌日の洗濯もできないかもと言う。
3時頃から次女とケーキを作っていて(暢気?!)、ずっと水を使っているが
変化無しの我家。
その前にスーパーに材料を買いに行ったが、水を大量に買ってる人はいなかったし。
次女は部活中にイヤな思いをした後、地震で友達との約束が果たせなくなり、
クサっていたので気晴らしにケーキ作りをしていたのです。
話は戻って
電話をとった母が不安げにする返答するので、父(水道局に勤めた経験有)も私も
だんだん腹が立ってきて、大丈夫やから!と口々に叫んでしまった。
あとで、妹から私の携帯に「心配して言ってるのになんで怒るん」と逆ギレのメール。
水が大事なのはわかってる。
水2Lボトル1箱あるし、母がすでに昼間の電話でやかんに水を蓄えてあった。
私が傍にいるし、洗濯はいつも私の仕事やし、
赤錆は身体に毒だと強調して母を必要以上に不安にさせることないやん。
今すぐに帰宅できない状況にある娘の方が心配やねん。と心の中でブツブツ・・
・・ごめんね、私には妹の親切心を素直に受け入れる余裕が無かった。
家族の中でもそれぞれの立場があり考え方が違う。
相手を思っていることに違いはなくても、行動や心にすれ違いが生じてしまいます。
今回の地震ではそんなことも考えさせられました。
災害時こそ相手を思いやる余裕を持って助け合っていかねばと反省しました。
ついでにもうひとつ。
今、市議会議員の選挙期間中で、宣伝カーがうるさく走っていますね。
地震が起きてからもこの選挙カーは相変わらず動いていましたが
街に目立った被害がなくても、水の不便をはじめ電車はストップしてるし、
高速道路も使えない、各家庭には大小何がしか災難を受けていたのに
スピーカーからは市民を思いやる言葉が聞こえてきませんでした。
選挙カーに乗ってる人は何も助けてくれないかもしれないけど、
お見舞いの一言くらい言ってもバチは当たらないんじゃないかな?!

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