京都九里半殺人街道 若狭小浜−お水送りの炎を貫く執念の塗箸
放送日 1995.05.30(NNN火曜サスペンス劇場)
監督:井上 昭 脚本:安本莞二
キャスト:若村麻由美、阿藤海、藤吉久美子、田中実、織本順吉、
そして、本田博太郎=箸職人 中村一也
“京都殺人街道シリーズ”の第14作目。本田博太郎さんはこの1作目『京都周山殺人街道』にもご出演。
歳時記出版の記者村上 桂(若林麻由美)は取材のため若狭塗りの箸職人の店を訪ねる。現われた職人は、奇しくもかつての恋人・一也。
4年前桂が東京にいた頃、彼は、環境設計事務所で仕事をしていたが、ある日、突然仕事をやめ桂の前から姿を消したのであった。何故、姿を消したのか?
桂は、一也の妻章子(藤吉久美子)の誘いで一也の実家、小浜の中村忠兵衛若狭塗店を取材する。そんな折、伝統工芸品ブローカ早川 努(篠塚 勝)が殺され、遺体が京都・丸山公園で発見される。警察は、一也・章子夫妻と早川とのかかわりに注目する。一也は、自分が早川を殺したと自供するが・・・
博太郎さんのロマンチックで叙情的な面が際立つ作品。

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