オビワン(笑い)と読む。抜刀用の簡易ベルトだ。自分で拵えた。
以前から簡便に装着できるものはないかとあれこれ思案していたが、ちょっとした思いつきでとても良いものが出来た。これは、戸山流の中村先生が装着されている帯と旧日本陸軍の軍刀装備用の皮ベルトからヒントをえたものだ。拵えたとはいっても作業用の革ベルトに長めのストラップわ組み合わせただけだ。
さっそくニ尺四寸五分を佩いて試してみる。ことのほか調子が良い。満足だ。ベルトのなめし皮と塗りの鞘がこすれあいキュッキュッと独特の音がする。これなら日常生活でどんな格好でもすぐ装着してエイッ、ヤーと練習することが可能だ。願わくばもう少し太い革ベルトが良いのだが、今回は手元にある材料での製作となった。
帯−1のラグジュアリータイプは高橋二段に頼んで作ってもらおうかと考えている・・・。高橋二段はブテイックを10店舗経営する青年実業家で、自らも工房で革製品をプロデュースしている。
これなら土方歳三の様にスーツ姿でも、ベン・ケノービの様にジェダイの騎士スタイルでも剣を吊るすことができる。久し振りにフォースを使ってしまった(笑い)。

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