ゆき祭りのサインボードの打ち合わせにミュウヘン市のハンセンファミリーを訪ねた。今年で三回目のジョイントだ。
簡単な挨拶を済ませ、さっそく看板類の打ち合わせに入る。もう知った顔同士なのでいたってスムースな進行となる。
ここは先夜、マリオと月影の三人で立ち寄り、ジャーマンソーセージ、ンアーモンドとホットワインを楽しんだ。
日本各地と世界各国でビジネスをしているが、今は三代目。日本で誰か権利を買って商売する人は?とのこと(笑)。
木曜日、本部でアレックス、マリオとともに摺り足、free slide footの自由移動稽古をした。
三村支部長にデュオ支部で実験するように依頼したが、さっそく試してくれたようだ。ブログにアップされている。
基本は1分を3セット。インターバルは30秒で基本移動を行う。この次が障害物をランダムに配しての自由移動だ。
最後に障害物無しで、それぞれが適当な位置から自由に摺り足で動きお互いを捌き合う。パターンに陥らないように!
各パートでは最初はユックリと、徐々にスピードアップし、最後にスローダウンする。最後まで摺り足で行う。
この練習は型の錬り込みとセットで行うことが肝要で、でなければ単にすばしっこいヤツが出来上がることになる(笑)。
これだけでは武術的要素が薄いので常に自分の意識や呼吸、目線、動きをコントロールしながら行うと良い。
スポーツとしての俊敏さと武術ではかなり違うからだ。続いて約束連鎖、一本連鎖、自由連鎖を稽古をしてほしい。
現代の生活様式・環境では型のみで武術の動きを習得し、意味を識るのは極めて難しい。そのための補助運動だ。
この型、基本移動、自由移動、連鎖組手に習熟すると実際の動きの中で型にある瞬間の動きが使えるようになる。
通常の支部稽古ではここまででOKだ。これ以降は上級者とより実際的な相対稽古、接近戦や組打稽古に入る。
一つだけアドヴァイス。型、移動、組手、基本や様々な補助運動をそれぞれ別物と思わないことが重要だ。
全て繋がっていると云う意識を持ち続けることが大切。無意識になるまで(笑)。後は絶対数をこなすことが極意(笑)。
より本格的な習得を目指す会員諸君は木曜日夜間の本部・古武術のクラスに参加されたい。私が実際に教授しよう。
ただ、参加したからには徹底的に私の指導に従ってもらう(笑)。楽しいぞ!(笑)。少なくても私は楽しいのではある(笑)。

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