一昨夜、NHKでコメディアンの爆笑問題がナビゲーションする番組を観た。昨夜のテーマは人はなぜ死ぬのか?である。DNAがコピーされるたびにそのしっぽが短くなり、その細胞はやがて消滅する。
・・・唯一、短くならない遺伝子を持つのがガン細胞・・・と云う事を以前、解剖学者の養老先生の番組で見聞きしてへぇ〜≠ネどど妙に感心していたが、昨夜のゲスト・田沼先生の話は非常に興味深かった。
先生によるとバクテリアなどの原始生命体に性別はなく、数十億年前に両性を選択した時から、同時に生命体は死を選択したと云う。なるほど、生殖活動と成長、進化は個体としての死を選ぶ行為でもあった。
面白いコメントもあった。出産もある意味の死の瞬間ではないか・・・と云うものだ。子宮で大切に育てられた胎児が相当な苦痛を伴って外界の光に触れる瞬間、それはある意味で死、ネガ・ポジの状態だと。
人間に限って云えば、死を選択したことで生きることを、より存分に味わえることだ。しかし、自然界、人間世界には歴史的な決りごとがあり、これはアウトローにとって少々厳しいことも多いのではある(笑い)。
爆の太田君が言っていた。落語で一番くだらないのは、最後のオチであると。寄席と云う非日常の環境から客をおもいっきり日常に叩き落す瞬間がこのオチだと云う。話の一瞬、その過程を楽しむのが落語の醍醐味らしい。
昨日は6時半起床、朝食後、サンチンと十三の練習。
もっとも、私の練習と言っても、少しも上手くならないのでほとほと困ってはいる(笑)。それに加え、昨日はあいにくの曇り空、洗濯には誠にもって不似合いな日でもあった(笑)。

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