※この記事は、以前作成していたメモ書きを、ほぼそのまま投稿していますので、冗長な長文となっております。
(2015年10月)
ゴミアヴィ。
買う前から販売店にはクラッチの重さを伝えられていた。
あまり深刻に捉えていなかった。
前に乗ってたRSもクラッチが傷んでいるし、ミラターボX4のときも、クラッチ劣化による重さは経験済み。
販売店は「ワイヤーのグリス切れだ」と言い張った。
それを信用したのが間違い。
普通に操作するのも難しいほど重く、シートと足に全体重をかけるつもりで踏まなければならない。
キシミ音も酷く、間違うとワイヤーが切れるのではないかと思うほど。
いずれ、ワイヤー交換することを頭に入れていた。
腰が悪く、脚に影響が出ている私は、信号待ちでクラッチを踏み続けているのが辛かった。
しかし、ギアを抜いてニュートラルで待っていると、いざ発進するときに、どこにも入らなくなるのだ。
エンジンやミッションが冷えていると(エンジン回転が高い状態)、ギヤが「ギーー!」と鳴き、絶対にどこにも入らない。
ガソリンの無駄になるほど暖めてから、何度もゴリゴリやって、時にはドアを開けて足で地面を蹴って、クルマを前後させながらギヤを1速に入れ、やっと発進できる。
信号待ち等でニュートラルにするとまたギヤが入らなくなるので、一度発進したあとは絶対にニュートラルにしないように気をつけて走る。
辛うじて、クルマが完全に停止する前(車が惰性で動いている状態)なら1速に入る。
赤信号で停車する直前に1速に入れておき、青信号になるまでクラッチを踏んだまま維持する。
という運転をしなければならなかった。
購入から1年経ち、12か月点検から戻ってきて数日後、指摘された点を再度修理に出した。
それが戻ってきた次の日、対向車に石を飛ばされてフロントガラスを割られ、また修理に出した。
さらにそれが戻ってきた次の日のこと。
仕事から帰ろうと、クラッチを踏んでエンジンを始動し、クラッチを戻すと同時に、「バン!」「ガラガラ〜」という音と衝撃が足に伝わった。
再びクラッチを踏もうとすると、あれほど重かったクラッチペダルが、スッカスカに軽くなってしまい、クラッチを切ることができなくなった。
そのままクラッチも切れず、ギアも入れられないので、発進不能となってしまった。
これでは発進すらできず、ロードサービスを呼ぶハメに。
今動けないとなってしまうと、やはり保険屋と整備工場に連絡し、車載で持って行ってもらうしかない。
※こんなときに、何を記念写真撮ってんだろう俺(^。^;)
「クラッチディスクが砕けだのだろう」ということで、まだ1年だし急遽だから買い替えというわけにもいかず、当然修理しなければならなくなった。
当初クラッチディスクが破砕したものと思われたが、レリーズベアリングの方が砕けていた。
磨り減ったディスクとグリス切れにより、無理な力がかかったと思われるとのこと。
修理に出しても出しても職場まで1往復すらできず、わずか1か月以内に4回も入院することになった。
尽く呪われたクルマだ。
職場ではもう有名になり笑いものだ。
結果、クラッチディスク自体は摩耗しているものの、砕け散ったのはレリーズベアリングで、それによりクラッチカバーも変形してしまった。
購入した千葉の販売店が言っていた「グリス切れ」なんてのは大嘘で、クラッチ自体の劣化で破砕寸前の状態だったということだ。
ミッションを降ろす大がかりな修理になるため、以前から気になっていたエンジン始動時に「ギャーっ」と鳴いてたセルモーターのリングギアも交換してもらうことにした。
リングギアも、それほど大きな傷や損傷はナイとのことだったが、結果セルモーターが静かになり、始動音も変わってスムーズに始動できるようになった。
こんなボロボロのクルマを、車検代もしっかり取られた上で購入したのだから、納得できない。

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