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2007/11/29

『ブレイブ ワン』  映画道

『ブレイブ ワン』
THE BRAVE ONE

2007年アメリカ・オーストラリア映画 122分
監督:ニール・ジョーダン  製作総指揮:ジョディ・フォスター
原案・脚本:ロデリック・テイラー、ブルース・A・テイラー  脚本:シンシア・モート
出演:ジョディ・フォスター(エリカ・ベイン)、テレンス・ハワード(ショーン・マーサー刑事)、ニッキー・カット(ヴィタール刑事)、ナヴィーン・アンドルーズ(デイヴィッド・キルマーニ)、メアリー・スティーンバージェン(キャロル)、イネ・オロハ(エリカの隣人ジョサイ)、ルイス・ダ・シルヴァ・Jr.(リー)、ブレイズ・フォスター(キャッシュ)、ラファエル・サーディナ(リード)、ジェーン・アダムズ(エリカの友人ニコール)、ゴードン・マクドナルド(マロー)、ゾーイ・クラヴィッツ(クロエ)、ジャーメル・ハワード(地下鉄のチンピラ1)、デニス・ホワイト(地下鉄のチンピラ2)、ジュリア・ギャロ(ショーナ・ネルソン)、レニー・ヴェニート(マーサーの同僚モーテル)、カーメン・エホゴ(マーサーの元妻ジャッキー)、ヨランデ・バヴァン(デイヴィッドの母)、アイヴォ・ヴェロン(地下鉄の乗客ジェイムズ)




ニューヨークでラジオ番組「街を歩く」を担当しているエリカ・ベインは、医師のデイヴィッドとの挙式を間近に控え、満ち足りた日々を送っていた。そんなある日、愛犬カーティスをつれてセントラルパークに出かけた二人は、三人組の男に因縁をつけられ、金を要求されて殴る蹴るの暴行を受ける。3週間後、瀕死の重傷を負ったエリカは病院のベッドで意識を取り戻すが、デイヴィッドの母親から彼が亡くなり既に葬式も済ませたと聞かされる。退院しても心の傷は消えず、外出することもできない。お座なりな警察の捜査に業を煮やしたエリカは、一挺の拳銃を入手する。偶然入ったコンビニで、出所した男が店員の妻を撃ち殺すのを目撃したエリカは、自らの身を守るために男に向かって引き金を引く。NY市警のマーサー刑事は相棒のヴィタール刑事と事件を担当することになり、男を殺害したのが初めて銃を撃った人物であることを見抜く。事件をきっかけに自分が別人のようだと感じ始めたエリカは、プロデューサーのキャロルの忠告も聞き入れずに番組に出演し、辛い胸の内を吐き出す。深夜の地下鉄。車内で恐喝を働く二人組に脅えた乗客が降りた後、エリカはナイフを手に近づいてきた二人をためらいもなく撃ち殺す。マーサー刑事は使われた銃弾からコンビニの犯人と同一人物であると目星をつける。現場に押し寄せる記者の中に、マーサーはエリカの姿を見つけて声をかける。マーサーはエリカのラジオ番組をよく聴いており、別の事件で訪れた病院で意識不明の彼女の姿を見ていたのだった。後日、放送局を訪れたマーサーにインタビューを申し込むエリカ。その後、ルーズヴェルト島で駐車場を営む裏で悪事を働き、義理の娘を監禁していたマローという男が射殺される。マローはマーサーが追っていた人物であり、インタビューの際、エリカにも彼の話をしていた。そんな中、地下鉄でチンピラにiPodを奪われたジェイムズの証言から犯人が女性である可能性が浮上する。マローはエリカたちを襲ったと思われるリードの身柄を拘束し、エリカに面通しをさせるが、リードを含む5人の男の中に犯人はいないと証言する。エリカはマーサーから、暴漢たちに奪われた指輪を返してもらう。それはデイヴィッドの母親から譲られたものだった。エリカは指輪が入れられていた質屋を見つけ出し、ショーナ・ネルソンという女性にたどり着き、彼女からリードがクレイトン通りに住んでいることを聞き出し、暴行の様子を収めた動画も手に入れてマーサーに転送する。一方、マーサーは携帯電話の着信記録からマローが射殺された夜、エリカがルーズヴェルト島にいたことを突き止め、エリカの後を追ってクレイトン通りに向かう。

キャッチコピーでは「許せますか、彼女の選択」となっているが、これは「彼の選択」の間違いだろう。ヒロイン、エリカの取った行動は問われるまでもなく許されるものではない。だが、彼女を救うためにマーサー刑事の取った行動は賛否が分かれるところだろう。

ジョディ・フォスターさんは婚約者を奪われた悲しみ、あてにならない警察への不信感、そしてマーサー刑事に信頼を寄せる一方で、自分が「処刑人」と持てはやされることで生じる葛藤といったものを見事に表現。
設定的にもう少し若い頃だったらもっとよかったんだけどねぇ。

彼女よりもよかったのが、マーサー刑事役のテレンス・ハワードさん。
『夜の大捜査線』のシドニー・ポワティエさんの系統を受け継ぐ正統派の黒人刑事。
本作では差別問題は表面的には描かれていないが、黒人が刑事としてやっていく中での困難は多々あることだろう。そんな彼だからこそエリカを包容する力を持っていたのかも知れない。

ところで地下鉄にいた若者がi Podで聞いていたのが、レディオヘッド、U2、そしてディクシー・チックスというのが個人的には大ヒット!
ちゃんと字幕でも訳されてたし。えらいぞ、松浦美奈さん(笑)。


★★1/2
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