2007/11/27
猫田家『ミーコのSFハチャメチャ大作戦〜ベルンガ星人をやっつけろ!〜』 演劇道
猫田家『ミーコのSFハチャメチャ大作戦〜ベルンガ星人をやっつけろ!〜』

2007年11月24日(土)〜12月2日(日)
アトリエヘリコプター
前売:2,800円 当日:3,000円
作:佃典彦(B級遊撃隊) 演出:岩井秀人(ハイバイ)
舞台監督:田中翼 舞台美術:小林奈月 照明プラン:松本大介(enjin-light)
音響:荒木まや(ステージ・オフィス) 宣伝美術:田岡一遠
作詞:中原ミーコ(SST) 作曲:ヒデ(SST)
プロデューサー:猫田直 企画・製作:猫田家
出演:小熊ヒデジ(旭川ヒデ)、猫田直(中原ミーコ)、安部康二郎(演劇の神様)、坂口辰平[ハイバイ](坂口辰平)
「夏の小さな三角形」の大ヒットの後、地道に活動を続けてきた三人組フォークグループSST。メンバーはボーカルのミーコ、ギターのヒデ、キーボードのキンちゃん。ところがキンちゃんが松本市でのライブを目前にして突然姿を消してしまう。二人でステージを務めるも、険悪なムードが漂うミーコとヒデ。ミーコは時代錯誤なヒッピー姿のヒデに腹を立て、長髪にハサミを入れ、服も着替えさせる。とある村に立ち寄った二人の目の前に突然、ミステリーサークルが出現。ヒデの後頭部にもそれと同じ模様の円形脱毛症ができ、ミーコがそこに手をかざすと不気味な音が聞こえてくる。
tsumazuki no ishiに所属する傍ら、映画・テレビへの出演も多い猫田直さんのプロデュース公演第2弾。今回はKUDAN Projectでtsumazuki no ishiの主宰・寺十吾さんと名コンビを見せるてんぷくプロの小熊ヒデジさんとの二人芝居。
ちなみに水野美紀さんと楠野一郎さんによるユニット・プロペラ犬がこの日に初日を迎え、時ならぬ犬猫対決となった(もっとも知名度ではこちらが完敗だけど。笑)。
舞台はデパートの屋上に設けられた安っぽいステージをイメージしたとのことで、空き缶をつなげてアーチになっていたり、客席の手すりにも飾りがつけられている。
ステージの上手側には演劇の神様が陣取り、照明や音を意のままに操る。
最初はまさにイベントの乗りでグダグダなMCを交えながら「幸せのキッチン」、「ナメクジの歌」、「夏の小さな三角形」を披露。
それが終わると、実際に受付をしていた女性が現われ、本日はこれで終了だと告げると、客席にいた坂口辰平さんが「帰っていいの?」と納得いかないような様子で席を後にする。そこへSST(ちなみにこのグループ名はSUMMER SMALL TRIANGLEの略)の二人が現われ、坂口さんがダメ出しをして退場。
楽曲のバカバカしさもあってこの辺りは面白かったが、そこから徐々に下降線(笑)。
演出の岩井秀人さんは現代口語演劇の新鋭なんだそうで、二人に妙な区切り方をした喋り方をさせていたのだけど、これがどうにも退屈。演劇の神様もちと寒い。
うーん、タイトル通りもっとハチャメチャにして欲しかったところだけどなぁ。
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2007年11月24日(土)〜12月2日(日)
アトリエヘリコプター
前売:2,800円 当日:3,000円
作:佃典彦(B級遊撃隊) 演出:岩井秀人(ハイバイ)
舞台監督:田中翼 舞台美術:小林奈月 照明プラン:松本大介(enjin-light)
音響:荒木まや(ステージ・オフィス) 宣伝美術:田岡一遠
作詞:中原ミーコ(SST) 作曲:ヒデ(SST)
プロデューサー:猫田直 企画・製作:猫田家
出演:小熊ヒデジ(旭川ヒデ)、猫田直(中原ミーコ)、安部康二郎(演劇の神様)、坂口辰平[ハイバイ](坂口辰平)
「夏の小さな三角形」の大ヒットの後、地道に活動を続けてきた三人組フォークグループSST。メンバーはボーカルのミーコ、ギターのヒデ、キーボードのキンちゃん。ところがキンちゃんが松本市でのライブを目前にして突然姿を消してしまう。二人でステージを務めるも、険悪なムードが漂うミーコとヒデ。ミーコは時代錯誤なヒッピー姿のヒデに腹を立て、長髪にハサミを入れ、服も着替えさせる。とある村に立ち寄った二人の目の前に突然、ミステリーサークルが出現。ヒデの後頭部にもそれと同じ模様の円形脱毛症ができ、ミーコがそこに手をかざすと不気味な音が聞こえてくる。
tsumazuki no ishiに所属する傍ら、映画・テレビへの出演も多い猫田直さんのプロデュース公演第2弾。今回はKUDAN Projectでtsumazuki no ishiの主宰・寺十吾さんと名コンビを見せるてんぷくプロの小熊ヒデジさんとの二人芝居。
ちなみに水野美紀さんと楠野一郎さんによるユニット・プロペラ犬がこの日に初日を迎え、時ならぬ犬猫対決となった(もっとも知名度ではこちらが完敗だけど。笑)。
舞台はデパートの屋上に設けられた安っぽいステージをイメージしたとのことで、空き缶をつなげてアーチになっていたり、客席の手すりにも飾りがつけられている。
ステージの上手側には演劇の神様が陣取り、照明や音を意のままに操る。
最初はまさにイベントの乗りでグダグダなMCを交えながら「幸せのキッチン」、「ナメクジの歌」、「夏の小さな三角形」を披露。
それが終わると、実際に受付をしていた女性が現われ、本日はこれで終了だと告げると、客席にいた坂口辰平さんが「帰っていいの?」と納得いかないような様子で席を後にする。そこへSST(ちなみにこのグループ名はSUMMER SMALL TRIANGLEの略)の二人が現われ、坂口さんがダメ出しをして退場。
楽曲のバカバカしさもあってこの辺りは面白かったが、そこから徐々に下降線(笑)。
演出の岩井秀人さんは現代口語演劇の新鋭なんだそうで、二人に妙な区切り方をした喋り方をさせていたのだけど、これがどうにも退屈。演劇の神様もちと寒い。
うーん、タイトル通りもっとハチャメチャにして欲しかったところだけどなぁ。
