芦川いづみさんデビュー65周年記念 DVD10タイトル発売!

2007/10/26

ミュージカル『キャバレー』  演劇道

ミュージカル『キャバレー』
"CABARET"

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【名古屋公演】
2007年10月26日(金)〜28日(日)
愛知厚生年金会館
S席:12,000円  A席:9,000円

台本:ジョー・マステロフ  作曲:ジョン・カンダー  作詞:フレッド・エブ  翻訳:目黒条
日本語台本・演出:松尾スズキ
出演:松雪泰子(サリー・ボウルズ)、阿部サダヲ(MC)、森山未來(クリフォード・ブラッドショー/ドイツ娘)、秋山菜津子(ミス・シュナイダー)、小松和重(シュルツ氏)、村杉蝉之介(エルンスト・ルートヴィッヒ)、平岩紙(ミス・コスト)、星野源(男/車掌/水兵1/タクシー運転手/ガス屋)、康本雅子(キット・カット・ガール/ロシア娘/招待客/ダンサー)、花井京乃助(ボビー/キット・カット・ボーイ/レディ3)、羽田謙治(ヴィクター/キット・カット・ボーイ/レディ4)、安藤由紀(キット・カット・ガール/招待客)、宇野まり絵(キット・カット・ガール/フランス娘/招待客)、坂上真倫(キット・カット・ガール/クラブガール1/招待客)、西林素子(キット・カット・ガール/アメリカ娘)、久積絵夢(キット・カット・ガール/レディ1/招待客)、宮本えりか(キット・カット・ガール/レディ2/日本娘/招待客)、大川聖一郎(ウェイター/関税検査官/支配人/銀行家)、長田典之(キット・カット・ボーイ/ウェイター/水兵2/銀行家)、川島啓介(ウェイター/キット・カット・ボーイ/銀行家/水兵3)、小林遼介(ウェイター1/キット・カット・ボーイ/銀行家/招待客/ナチス親衛隊)、町田正明(キット・カット・ボーイ/マックス/ウェイター/銀行家)、安田栄徳(ウェイター/キット・カット・ボーイ/銀行家/招待客/ナチス親衛隊)
ザ・キット・カット・バンド:滝沢ミナコ[ビアンカ](フルート&シンセサイザー)、織原洋子[ビアンカ](ピアノ)、守谷美由貴[ビアンカ](アルトサックス)、中津裕子[ビアンカ](ベース)、三科律子[ビアンカ](ドラムス)、宮脇裕子(トランペット)、大門陽子(トロンボーン)、長井ちえ(ギター&バンジョー)、清水直人(バンドマスター/サックス&クラリネット&フルート&パーカッション)、西川八重(バイオリン)、門司肇(コンダクター/アコーディオン)

ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」ではMC(司会者)が観客を盛り上げる中、花形のイギリス人ダンサー、サリー・ボウルズを中心に退廃的なショウが繰り広げられていた。大晦日の晩、ベルリンの街にクリフォード・ブラッドショーという駆け出しのアメリカ人作家がやってくる。英語教師をしながら第二作の題材を探すつもりだったクリフは、列車で出会った胡散臭いドイツ人エルンスト・ルートヴィッヒの紹介でミス・シュナイダーが営む下宿の一室を借りる。そこには果物商のユダヤ人シュルツ氏や、水兵たちを次々に部屋に連れ込む娼婦ミス・コストらが住んでいた。エルンストに聞いた「キット・カット・クラブ」に出かけたクリフはサリーの姿に釘づけとなり、サリーも彼の視線に応える。オーナーの一人マックスの愛人だったサリーは、クラブを辞めてクリフの部屋に転がり込む。数ヶ月後、サリーの妊娠が発覚する。誰の子か分からないと出て行こうとするサリーを止めるクリフ。金が必要となったクリフは、エルンストが持ってきたパリへ行ってブリーフケースを受け取ってくるという仕事を引き受ける。一方、ミス・シュナイダーはシュルツ氏からのプロポーズを受け入れ、二人の婚約パーティが開かれる。そんなさなか、エルンストは勢力を伸ばすナチスに心酔していく。

ライザ・ミネリさん主演で映画化もされたミュージカルを松尾スズキさんの台本、演出にて。
映画は未見で、設定もパンフレットを読んで知ったほど(汗)。
よく見たらチラシにもハーケンクロイツが描き込まれていたのに。

元々はクリストファー・イシャウッドの短篇小説「さらば、ベルリン」を原作にジョン・ヴァン・ドルーテンがストレートプレイ「私はカメラ」として戯曲化。それがミュージカル「キャバレー」となったのが1966年のこと。
ちなみに原作小説と映画『さらば、ベルリン』とは何の関係もない。アメリカ人がベルリンに来るという設定は似ているけど、そもそも映画の原題は「THE GOOD GERMAN」だし。紛らわしい邦題をつけるなよな。

それはさておき。
芸達者な役者陣に華やかなステージ。ひたすらに楽しい。
特にMC役の阿部サダヲさんは水を得た魚のよう。
客席とのやり取りでもアドリブが冴え渡る。
最近お気に入りの秋山菜津子さんは実年齢より上の初老といった感じの役。小松和重さんとのシーンではおちゃらけありつつも、時代の流れの中で苦悩する女性を演じる。
『朧の森に棲む鬼』、『THE BEE』、そして本作とで本年度の助演女優賞は確定。

ただ、もうちょっとナチス台頭による時代の変化のようなものを醸し出して欲しかった。
まぁ日本人がユダヤ人迫害を描こうと思っても難しいところだけど。
そもそも客席のうち、何パーセントがヒトラー(『わが闘争』という著書名は出てくるがこの名前は出てこない)とかホロコーストのこととかを知っていたんだろうと思うと甚だ心もとない。下手したら半分以下じゃなかろうか。パンフレットにその辺りの時代背景の説明もしておいた方がよかったように思う。

カーテンコール後は松尾スズキさんが登場して「妖怪人間ベム」を熱唱。
なにゆえベム!?
余韻もへったくれもあったものではないけど、盛り上がったからいいか(笑)。


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