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2007/9/29

『酔いどれ詩人になるまえに』  映画道

『酔いどれ詩人になるまえに』
factotum (a man who plays many jobs)

2005年アメリカ・ノルウェー・フランス・ドイツ・スウェーデン映画 94分
脚本・監督・製作:ベント・ハーメル  脚本・製作:ジム・スターク
原作:チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!』
音楽:クリスティン・アスビョルンセン
出演:マット・ディロン(ヘンリー・チナスキー)、リリ・テイラー(ジャン)、マリサ・トメイ(ローラ)、フィッシャー・スティーヴンズ(友人マニー)、ディディエ・フラマン(ピエール)、エイドリエン・シェリー(ジェリー)、カレン・ヤング(グレース)、トム・リオンズ(トニー・エンディコット)、ディーン・ブリューイントン(老いた黒人)、ジェームズ・カーダ(ピクルス工場社長)、ジェームズ・マイケル・デトマー(タクシー会社スミッソン)、カート・シュヴァイクハルト(アイス工場主任)、ディー・ノア(ハンクの母)、ジェームズ・ノア(ハンクの父)、マイケル・イーガン(タクシー会社社員)、テリー・ヘンプルマン(バーンズ主任)、ウェイン・モートン(自動車部品問屋マンツ)、トニー・パペンフス(タイムズ社ジョン・ハンドラー)、ラナ・シュワブ(大家アダムズ夫人)




自称作家のヘンリー・チナスキーは職業を転々とし、酒と競馬と女に明け暮れながらも、短篇や詩を書いては原稿を出版社に送り続けていた。アイス工場では配達途中で酒を飲んでクビ、タクシー会社では逮捕歴が問題となって不採用、ピクルス工場では小説に社長夫婦を登場させると口約束して仕事を得る。そんな折、バーでジャンと出逢ったチナスキーは、3日後には彼女に家に転がり込む。競馬で儲けながらジャンと仲違いしたチナスキーは、金を半分与えて家を出て行く。行くあてのないチナスキーはバーでスコッチをおごった女性ローラの家に行き、ベッドをともにする。ローラのパトロンである作曲家ピエールの家を訪れた二人は、ジェリー、グレースとともにクルーザーに乗るが、女性たちのわがままで引き返す。そんな生活も長くは続かず、ピエールが亡くなり、ローラとも別れる。実家に戻ったチナスキーを母親は温かく迎えるが、暴言を吐いて父親に追い出される。チナスキーはジャンがホテルで働いていると知り、逢いに行く。再びジャンと暮らし始めたチナスキーはタイムズ誌の記者に応募するが、掃除夫として採用される。毛じらみを発症したチナスキーはジャンに移されたとなじりながらも、彼女に処置をしてもらって仕事に出かける。だが、またしても仕事中に酒を飲み、バーンズ主任にクビを宣告される。1日働いた分の給料の小切手を受け取りに会社に足を運ぶチナスキー。お互いに必要としていないと言ってジャンに別れを告げ、家賃滞納で追い出される。そこへ出版社からチナスキー宛の郵便物が届く。

チャールズ・ブコウスキーさんの自伝的小説『勝手に生きろ!』の映画化。
原題のfactotumというのは「何でも屋」の意で英語圏でも馴染みのない単語なのか、副題でその説明がなされている。

ブコウスキーさんは好きな作家の一人なのだけど、ホント、ダメ人間だよな(笑)。
それでも彼が愛されているのはそのスタイルを貫き通したところ。
本作でも最後にチナスキーが「トライしてみるなら徹底的にやることだ」と独白するところがあるが、仕事や女性に関してはともかく、「書くこと」だけには絶対の自信を持ち、徹底的にやり続ける。
もっとも、彼の場合は才能があったからよかったけど、凡人ではこうはいかんわな。
人間、やっぱり最後は才能ということやね(笑)。

マット・ディロンさんがそんな愚かしくも憎めないチナスキーを好演。
ジャン役のリリ・テイラーさんもよかったけど、懐かしのマリサ・トメイさんはさすがに老けたねぇ。


★★1/2
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