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2007/9/24

『包帯クラブ』  映画道

『包帯クラブ』

2007年日本映画 118分
監督:堤幸彦  脚本:森下佳子  原作:天童荒太
音楽:ハンバートハンバート  主題歌:高橋瞳「強くなれ」
出演:柳楽優弥(ディノ・井出埜辰耶)、石原さとみ(ワラ・騎馬笑美子)、田中圭(ギモ・柳元紳一)、貫地谷しほり(タンシオ・丹沢志緒美)、関めぐみ(テンポ・本橋阿花里)、佐藤千亜妃(リスキ・芹沢律希)、原田美枝子(ワラの母)、風吹ジュン[友情出演](テンポの母)、塩見三省(担任)、国広富之(弁当工場主任)、岡本麗(デパチカ・小林和代)、大島蓉子(井出埜家のお手伝い)、野添義弘(警察官)、佐藤二朗(医師)、落合扶樹(騎馬競介)、小野賢章(ツッコミ・関口)、平沢賢人(マイウー)、楯真由子(入院中の少女)、竹内友哉(柔道部員)、四家聡(同)、大川雅大(同)




群馬県高崎市。高校三年生の笑美子(ワラ)は何かが失われていくような感覚を抱き続けていた。両親は7年前に離婚し、母が弁当工場で働いてワラと弟を養っていた。ある日、包丁で左手首を切ってしまったワラは病院で手当てを受けるが、すぐにリストカットと思われるのが気に入らない。出来心で屋上の手すりに上ったところ、怪しげな関西弁をしゃべる辰耶(ディノ)が声をかけてくる。ディノはワラの心を見透かすように「この場所には血が流れている」と言い、彼女の手首に巻かれた包帯を手すりに結びつける。風にたなびく包帯を見て心が軽くなったように感じるワラ。中学校からの友人でデパート「スズラン」の地下食品売場でともにバイトをしている志緒美(タンシオ)から最近彼氏と別れたという話を聞いたワラは、漕いでいたブランコに包帯を巻いてやる。それを気に入ったタンシオは写真を添付してメールを送り、浪人生のギモから「包帯クラブ」の結成を持ちかけられる。その活動内容はギモが作ったホームページで依頼者を募り、傷ついた人の傷ついた場所に包帯を巻き、その風景を写真に撮って送るというもの。ディノに許可を取るため高崎第一高校を訪れた3人は、ギモの後輩の柔道部員たちからディノが入学以来奇行を繰り返していることを聞き出す。豪邸から出てきたディノは自分もクラブに入れて欲しいと言う。世界中で傷ついている人たちの痛みを少しでも分かりたいというディノに反感を覚えながらもワラも仲間にくわわる。4人はオウンゴールをしてしまった男子、美容室で変な髪形にされた看護師などの依頼を受け、包帯を巻いて写真を撮る。35歳の男性からの依頼で母校である南二中にやってきたワラとタンシオは、中学時代に仲違いしてしまったテンポとリスキをクラブに誘うことにする。不良仲間と付き合うようになったリスキを連れてテンポの住む高層マンション「高崎タワー21」を訪れる4人だったが、テンポとリスキは口論を始めてしまう。タワーの立つ場所にはかつてリスキの父が勤めていた工場があったのだった。リスキが仲間にくわわり、鉄棒、地蔵、ベンチ、文具店、バス停などに包帯を巻いていき、少女が連れ込まれて暴行されたというレストラン「ルビコン」のテーブルなどを持ち出し、ギノの提案で「葬式」を行う。ところが、ホームページには彼らが偽善者であり、街を汚しているという苦情が寄せられ、クラブは活動を休止する。そんな折、ディノが爆竹で怪我をして入院。更にはテンポの母から娘がいなくなったという連絡を受ける。そしてワラはとある橋が渡れないディノの過去の話を聞き出す。

現代人ってこんなに傷つきやすくなってるのかねぇ。
包帯を巻くという分かりやすい形で癒されるぐらいだったら、最初から大した問題じゃなかったような気がするんだけど。
包帯クラブの面々にしても、包帯巻いてそのままにしちゃダメでしょ。
そういう非常識的なところからして甘ちゃんなんだよな。
黙々と働き、白髪が混じってきたワラの母親を見習えよ(笑)。
『永遠の仔』が激しくつまらなかった天童荒太さん、やっぱり好きになれんなぁ。

それでも堤幸彦さんの演出によってそれなりには楽しめる。
街中に包帯を巻いて回るシーンはテンポもいいし、ディノがテンポのためにタワービルの屋上に包帯を巻き、それが風にたなびく様は美しく、この映画のハイライトの一つ。あ、あと「葬式」のシーンもよかった。
冒頭の空を見上げての石原さとみさんのモノローグもいいのだけど、いきなりヒロインの感情を言葉で説明しちゃうのは芸がないかなと。
あと、ラストの戦場(?)。思いっきり日本でしょ、アレ(笑)。

石原さとみさんは可愛らしかった。
「ドンマイ」って言ってもらいたい(笑)。
あと二人三脚したい(馬鹿)。

それにしてもまたまた塩見三省さんが出演されてるとは。
『ワルボロ』『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』、そして本作と三連続だよ(笑)。


★★1/2
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