芦川いづみさんデビュー65周年記念 DVD10タイトル発売!

2007/7/24

舞台『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』  演劇道

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

クリックすると元のサイズで表示します

【名古屋公演】
2007年7月24日(火)
愛知厚生年金会館
S席:8,000円  A席:7,000円

脚本:蓬莱竜太[モダンスイマーズ]  演出:G2  原作:リリー・フランキー
出演:萩原聖人(ボク・中川雅也)、加賀まりこ(オカン・中川栄子)、林隆三(オトン)、石田ひかり(真弓)、津村知与支[モダンスイマーズ](マドロス/住人/新聞記者)、千葉雅子[猫のホテル](ブーブおばちゃん/小倉のばあちゃん/看護婦/ホステス)、三上市朗[劇団M.O.P.](編集者・佐々木/ノブオ/住人/医者)、八十田勇一(管理人/ママ/アツシ/住人)、新谷真弓[ナイロン100℃](筑豊のおばあちゃん/ぶどう/少年ボク/ホステス)

福岡から上京し、イラストやエッセイを書きながら貧乏生活を送るボク。ミュージカル俳優を目指す後輩のマドロスにも金はなく、家賃の支払いは滞り勝ち。編集者の佐々木からは原稿を催促され、不本意な仕事を続けていたが、心優しい恋人の真弓だけはそんなボクを支えてくれていた。小倉に生まれたボクは3歳までオトン、オカン、小倉のばあちゃんと暮らしていたが、酒癖の悪いオトンと離れて暮らすことになり、オカンの実家のある筑豊で少年期を過ごした。高校を卒業して上京したボクは5年かかって大学を卒業し、オカンからは仕送りを続けてもらっていた。ある時、真弓、マドロスと故郷に帰ってきたボクは、入院していた筑豊のばあちゃんを見舞う。家に帰り、オカンが甲状腺ガンにかかっていることを知らされたボクは、オカンに東京で暮らそうと提案する。ボウリング場の音が響く雑居ビルで15年振りに一緒に暮らすこととなったオカンは、得意の料理を編集者や真弓たちに振る舞う。時にはそんなオカンを疎ましく思い、遅れてきた反抗期になるボクだったが、オカンが突然苦しみ出し、病院へと連れて行く。声が出なくなることを恐れて手術を嫌がるオカンだったが、福岡から出てきた妹のブーブおばちゃんらの説得により決意を固める。手術は成功するが、それからオカンの闘病生活が始まる。

単発ドラマ、連続ドラマ、映画、そして舞台化。
正直、食傷気味の『東京タワー〜』(笑)。
脚本の蓬莱竜太さんは舞台『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本も手がけていて、ベストセラーづいている。

今回の舞台版では幼少期のボクは人形を用いて表現。少年時代もあるにはあるが、全体的に端折られている。せめて上京するときの駅での別れのシーンぐらいはいれてもよかったかな。
舞台版の強みは独白(モノローグ)が有効に使える点。ドラマや映画ではナレーションを入れるという手があるが、あまりそれが多いと邪魔になってしまうが、舞台では違和感なくそれができるので、割と原作からのフレーズも多用して(私の嫌いな「五月にある人は言った」もあり)主人公の心情をストレートに伝えることができる。
また、母親が死んで悲しいねで終わりのこれまでの映像化作品に比べれば、主人公の成長が一番感じられたが、やはりそれでも泣くほどの作品ではないことには変わりない。
もちろん、場内のあちこちからはすすり泣きが聞こえ、カーテンコールではスタンディングオベーションになったけど(笑)。

オカンとオトンのコンビも一番合っている。
加賀まりこさんの老けっぷり(って年齢のことを考えれば普通なんだけど)、林隆三さんの豪快さ(リアップのCMにそのうち出演するかも)、唯一夫婦らしく見えたと言ってもいい。
石田ひかりさん扮する彼女は、ご飯をもりもり食べたり、オカンの後を継いで鼻つき眼鏡をかけて踊ったりと頑張ってはいたが、やはり扱いきれなかったという印象。
今までの映像化作品にしてもそうなのだけど、原作では彼女なんて記号としてしか出てこないのだから、さほど大きな役割を与える必要もないような気もするけど。

今回、作品を支えたのはメインよりも実は脇の小劇場出身の役者陣。
中でもいやぁな編集者に扮した三上市朗さんはさすがの巧さ。
通夜の席で原稿を催促するくだりが特によかった。
ウサギのぶどうに扮した新谷真弓さんも可愛いらしかったぞ(笑)。


0



2022/2/8  20:50

投稿者:大武理菜


2022/2/8  20:48

投稿者:東京タワー

東京タワー

http://www.fujitv.co.jp

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ