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2007/6/26

『ドレスデン、運命の日』  映画道

『ドレスデン、運命の日』
DRESDEN

2006年ドイツ映画 150分
監督:ローランド・ズゾ・リヒター  脚本:シュテファン・コルディッツ
出演:フェリシタス・ヴォール(アンナ・マウト)、ジョン・ライト(ロバート・ニューマン)、ベンヤミン・サドラー(アレクサンダー・ヴェニンガー)、ハイナー・ラウターバッハ(父カール・マウト)、カタリーナ・マイネッケ(母マグダ・マウト)、マリー・ボイマー(マリア・ゴルトベルク)、カイ・ヴィージンガー(ジーモン・ゴルトベルク)、ヴォルフガング・シュトゥンフ (牧師)、ユルゲン・ハインリッヒ(大管区指導者(ガウライター)マルティン・ムッチュマン)、ズザーヌ・ボアマン(妹エヴァ・マウト)




1945年1月、連合軍に制空権を奪われ、ドイツ軍は苦戦を強いられていた。東部の街ドレスデンは空襲を逃れていたが、父カールの営む病院の看護婦として働く24歳のアンナは、次々に運ばれてくる負傷兵の対応に追われていた。麻酔として用いるモルヒネが不足し、空襲警報が鳴り響きながらも、外科部長アレクサンダーとともに治療にあたるアンナ。その頃、ドイツ軍の反撃に遭って墜落した爆撃機のパイロット、ロバートはパラシュートで脱出するも腹部に銃撃を受け、命からがらアンナの勤務する病院の地下室にたどり着く。ある日、母と妹と映画を観に行ったアンナは、途中で脱け出して病院に戻り、ロバートの姿に気がつく。そこへゲシュタポがスパイを捜しに来るが、父の出現によって事なきを得る。後日、再びゲシュタポの目を逃れてベッドに潜り込んだロバートを見て驚くアンナだったが、とっさに機転を利かせて窮地を救う。その後、ロバートが弟を亡くし拳銃自殺をしようとする少年に話しかけているところを見たアンナは、彼がイギリス人であることに気づく。逃亡兵を匿っていた女性がゲシュタポによって銃殺されるのを目の当たりにしたアンナは、その夜、ロバートの病室を訪れ、ベッドを共にする。翌日、アンナはアレクサンダーとの婚約式に臨むが、ロバートが突然姿を現わす。ロバートから父がモルヒネを大量に隠し持ち、国外逃亡を企てていることを知ったアンナはショックを受け、会場を飛び出してしまう。その後、父とアレクサンダーによりロバートとの仲を引き裂かれそうになる中、イギリス軍によるドレスデン爆撃が始まる。

第二次世界大戦におけるドレスデン爆撃を初めて描いた作品。
IMDbではTV映画扱いで上映(放送)時間が180分となっているので、TVで放送された後に劇場公開用に編集されたんだろうか?
150分でも長く感じてしまったが、180分だったらどうなっていたことやら(笑)。

惜しむらくは肝心のドレスデン爆撃のシーンが、どうにもこうにも作り物くさくて(いや、もちろん作り物なんだけど)身を入れて観ることができなかった。
アンナがロバートの下に戻り、瓦礫の中で一日を過ごした翌日、廃墟となった街を歩くあたりはそんなことはなかったんだけど。
それとそこでもマリアとジーモンのユダヤ人カップルが再会するシーンが出てくるのだが、今ひとつこの人たちの描き方が物足りなかった。
まぁそれもこれも最後に映し出される復興した聖母教会を見てしまえば、もうどうでもよくなってくる。絶望の中、新たに街を作り上げていくというのは我々日本人も経験してきた過去だが、人間の愚かさと同時に強さを感じさせてくれる。


★★1/2
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