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2007/6/26

『キサラギ』  映画道

『キサラギ』

2007年日本映画 108分
監督:佐藤祐市  原作・脚本:古沢良太  原作協力:48BLUES
音楽:佐藤直紀  主題歌:ライムライト「キサラギ」
出演:小栗旬(家元)、ユースケ・サンタマリア(オダ・ユージ)、小出恵介(スネーク)、塚地武雅[ドランクドラゴン](安男)、香川照之(いちご娘)、如月ミキ[酒井香奈子](如月ミキ)、宍戸錠[特別出演](水泳大会司会者)、末永優衣(少女時代のミキ)、米本来輝(少年時代の安男)、平野勝美




2007年2月4日。グラビアアイドル・如月ミキが焼身自殺を遂げてから一年、ファンサイトで知り合った5人が追悼集会を開く。集まったのはサイト管理人でしがない公務員の家元、福島で農家を営む安男、雑貨屋に勤めるスネーク、会を企画したオダ・ユージ、女性の振りをして書き込みをしていたいちご娘。安男が喪服を買いに行っている間に家元のコレクションを見て盛り上がる一同だったが、オダ・ユージが如月ミキは自殺ではなく誰かに殺されたのではないかと言い出す。そして彼はミキがストーカー被害に遭っていたと言い、掲示板の書き込みや愛用のカチューシャからいちご娘が部屋に忍び込んでいたことを突き止める。ところがいちご娘はその夜、無銭飲食で留置所で一晩を過ごしていたというアリバイが判明する。いちご娘の証言から、モヒカン姿の男がミキの部屋を訪れていたことが判る。そのモヒカン男はスネークで、ミキが彼の店の常連だったことから友達になり、ラッキーチャッピーのボトルセットを持って行っただけと証言。更にオダ・ユージ、安男の正体も明らかになり、事件の真相に近づいていく。

『シムソンズ』では4人の女の子の青春を描いた佐藤祐市監督が、今度は自殺したグラビアアイドルの一周忌追悼会に集まった5人の男を描く。
原作・脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢(こさわ)良太さんで、元は48BLUES(ヨンパチブルース)という劇団上演された舞台。

※今回、いつにも増してネタバレ注意なのでそこんとこよろしく。

追悼集会に集まったのが5人だけとはよっぽどマイナーなグラビアアイドルだったんだななんて思いながら観ていたら、友人、“デブッチャー”と呼ばれた鬼マネージャー、幼馴染で結婚の約束をしたという“やっちゃん”、果ては生き別れた父親と管理人の家元以外はみんな身内(笑)。
おっちょこちょいな性格、ゴキブリ、ママレモン、ボトルセット、アロマキャンドル、地震といったそれまでにさりげなく触れられていた要素を組み合わせれば、事件当夜の出来事は推測できるので(ただしそれが真実とは限らない)、5人がその結論に至るまでが少々もどかしかったが、そこから一捻りしてあるのがよかった。
もちろん、最後にミキが取った行動も推測でしかないが、ミキから一番遠いと思われていた家元が実は誰よりも大切な存在であったという結末は、非常に心温まるものであり、爽やかな気分にさせてくれた。

5人のキャストもそれぞれの持ち味を発揮してよし。
ユースケ・サンタマリアさんのキャスティングは特にナイス。
やっぱり憧れてたんだ…(笑)。


★★★★
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