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2007/6/25

『眉山』  映画道

『眉山』
BIZAN

2007年日本映画 120分
監督:犬童一心  脚本:山室有紀子  原作:さだまさし
音楽:大島ミチル  主題歌:レミオロメン「蛍」
出演:松嶋菜々子(河野咲子)、宮本信子(河野龍子)、大沢たかお(寺澤大介)、夏八木勲(篠崎孝次郎)、円城寺あや(大谷啓子)、山田辰夫(松山賢一)、黒瀬真奈美(14歳の河野咲子)、永島敏行(主治医・島田修平)、中原丈雄(小畠剛院長)、金子賢(歌手・吉野三郎)、本田博太郎(上司・綿貫秀雄)、入江若葉(孝次郎の妻)、竹本孝之(青年時代の篠崎)、野波麻帆(看護師)、小山田サユリ(咲子の同僚)、上田耕一(吉野の同席者)、村松利史(客)、松本じゅん(入院患者・森山晴美)




東京の旅行代理店で働く河野咲子は、故郷の徳島に暮らす母・龍子が入院したという報せを受けて急遽、帰郷する。居酒屋「甚平」の主人・松山賢一に徳島市立大学病院まで送ってもらった咲子は、介護福祉士の大谷啓子の世話を受けながらも看護師を叱りつける相変わらずな母の姿に戸惑いを隠せない。主治医の島田から母が末期ガンだと知らされた咲子は、母に叱られた看護師と医師の会話に腹を立てる。翌日、自らの非を詫びる小児科医・寺澤大介の人柄に次第に心を開いていく咲子。二人で登った眉山で母が夢草会の会員であり、献体を望んでいることを知らされる。父親のことも教えてもらえず、寂しさを感じていた咲子だったが、母から預かったという箱を賢一から受け取る。そこには相続関係の書類の他に、篠崎孝次郎という人物から毎年誕生日に送られてきていた書留の袋が入っていた。咲子はその住所を頼りに東京・本郷にある篠崎病院を訪れる。名乗り出ないながらも孝次郎が父親であることを確信した咲子は、8月の阿波踊りに誘う。咲子が徳島に戻ると龍子は体調を崩す。一命を取り留めた龍子から指輪を譲り受ける咲子。そして阿波踊り当日。咲子は母を車椅子に乗せて阿波踊りへと向かう。

『精霊流し』、『解夏』に続くさだまさしさん原作小説の映画化。
観る前は“眉山”も“解夏”と同じく何か意味があるのかと思ったら、単なる山の名前だったのね(笑)。大沢たかおさんはその『解夏』にも出ていたけど、原作者の指定? そうそう、大沢&松嶋はドラマ『深夜特急』でも恋人役でしたな。

同じ脚本・監督コンビによる『タッチ』よりは遥かにマシ。
だが、それもこれも終盤の阿波踊りシーンのお陰によるもので、登場人物の関係や心理状態が描けていないのは相変わらず。
例えば、大谷啓子。彼女が介護福祉士なんていう説明、あったっけ?
しかも病院にまで入ってくるか、普通。
それと松山賢一(プ)。龍子のことをずっと“姉さん”って呼んでいたからてっきり実の弟なんだと思ってたら違うし(他に家族はいないと咲子が医師に言ったときに変だなとは思ったんだけど)。

あと、“神田のお龍”と呼ばれた龍子が徳島に来たのは、そこが孝次郎の故郷だからという説明があったけど、その行動の意味もよく分からない。出会ったときは既に結婚していたわけだから孝次郎は東京にいたはずだし、わざわざ彼の故郷で娘と暮らすなんて嫌がらせとしか思えない(笑)。
それと、龍子がなぜ献体をしようと思ったのかそれも分からないまま。
“メッセージシート”を小道具で使いたかっただけ?
もっと軸になるべきテーマだと思うんだけどなぁ。

それでも個人的には円城寺あやさんの出番が多くて嬉しかった。
もちろん夢の遊眠社時代の全盛期は完全に後追いで知ったクチだけど、ほんの1シーンの出演も多い中、ビリングで松嶋・大沢に次ぐ3番手グループに入っているなんてそうそうないのでは。
それに引き換え小山田サユリさんは何のために出てきたんだか…。
野波麻帆さんは『Dear Friends』に続いての看護師役だけどこれまた扱い悪いなぁ…。東宝シンデレラのグランプリなのに、完全に後輩・黒瀬真奈美さんのバーターじゃないかよ(笑)。

しかし大沢たかおさんの役名が寺澤大介って。
『ミスター味っ子』や『喰いタン』なんてさださんは知らんわなぁ(笑)。
山田辰夫さんの役名、松山賢一はまだ松ケンが売れる前だったろうけど。


★★
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